『アントマン』ポスター米国版と日本版(C)Marvel 2015

19日(土)に公開になるマーベルの新作『アントマン』の各国のポスター画像が公開になった。アメリカ、ロシア、英国など国によって様々なデザインになっており、日本のポスターにはある“こだわり”があるという。

その他の画像/各国版ポスターが一挙公開

本作の主人公スコット・ラングは、自分の身体をわずか1.5センチにすることができる奇妙なスーツを着て、強大な敵に立ち向かう。米国版のポスターにはスーツを着て“アントマン”になったスコットの姿がポスターの中央に大きくデザインされているが、日本版のアントマンはテーブルの真ん中で小さくちょこんと立っている。日本で本作の宣伝を手がけるプロデューサーは「本作で一番伝えたいのはアントマンのキャラクターの面白さです。それは“アントマン=身長1.5センチ”というもので、それを1枚のビジュアルで伝えるためには、身の回りのものと比較することが一番わかりやすいと思い、このビジュアルを開発しました」という。

確かに米国版ではアントマンがかっこいいことは伝わるが、小さくなることは伝わらない。一方、日本版のポスターのアントマンの隣にはマグカップやスマートフォンなどが置かれており、アントマンの小ささが伝わるようになっている。ちなみにロシア版では少しずつ小さくなっていくアントマンをバランスよくデザインすることで“ボタンひとつで1.5センチに収縮”という設定を表現。日本の宣伝プロデューサーが「いままでに観たことのない、最小にして最大のアクションをぜひ劇場でご覧ください」と語るとおり、新たなヒーローの登場を観客に伝えるべく、それぞれの国で担当者が知恵をしぼって愛情を込めてポスターを制作したようだ。

『アントマン』
9月19日(土) ロードショー

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