おやつは「ご褒美」として活用!

騒いだらお菓子を与えて静かにさせるという光景をよく見ますが、それでは、子どもに騒いだらおやつをもらえる、という知恵をつけてしまうことになりかねません。

そうではなくて、ゲームや、目標を与えてそれを達成したら、ご褒美におやつを与えるというようにしましょう。

大人でも、休憩時間に飲むコーヒーや、仕事終わりの一杯を楽しみに、もう一頑張りしようという気になったりしますよね。

小声ゲームや探しものゲームの賞品(親子でゲームをした時は、負けてあげてね)としておやつをあげたり、親の言いつけを守って、ちゃんと静かにできていたら、ご褒美としておやつをあげましょう。

おやつは、できれば、車内を食べ散らかさないようなものにしてくださいね。お勧めは、長い時間楽しめる棒付きキャンデーや風船ガムなどです。

 

いかがですか?

狭い場所で長時間ジッと静かにしていなければならないとう状況は、元気でエネルギーの有り余っている子どもにとっては、苦痛以外の何物でもありません。

ですから、長時間移動が必要になったら、子どもの気持ちも考えて、子どもが退屈せずに楽しめるように、事前に準備しておきましょう。

ただし、まず大切なことは、きちんとルールを教えることですから、これは忘れないでくださいね。

「元日本航空CA、英語プリスクール経営者、保育士。幼児教育研究家として『日本欧米いいとこどり育児のススメ』をYouTubeでも発信。著書に『グローバル社会に生きる子どものためのしつけと習慣』『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』『モンテソ―リ教育で伸びる子を育てる』、『ホンマでっかTV』に子ども教育評論家として出演など。」