ヴィム・ヴェンダースが『Buena Vista Social Club: Adios』の製作総指揮を務めることになった。ヴェンダースが監督と脚本を兼任した1999年のドキュメンタリー映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の続編。1作目から20年が経過し、キューバとアメリカの国交が回復した2015年、このバンドがどう変わったのかを描くものだという。撮影はすでに始まっている。監督はルーシー・ウォーカー。

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『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』はオスカーのドキュメンタリー部門にノミネートされ、サウンドトラックも爆発的に売れた。ヴェンダースは『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』でも同部門にノミネートされている。

文:猿渡由紀