ついに完成! 初体験の味に感動

断面を確認。おいしそう!

「LECHON KAWALI」は、目玉焼きを添えたご飯とともにいただきます。フィリピンでは誕生日やクリスマスなど、お祝いや特別な日に作ることが多いのだそう。手間 のかかるものを作ることが、お祝いの心を表すことになるというのは、日本のおせち料理なども同じですね。

彩りよく、元気のいい盛り付け

フィリピンでは欠かせないというソースをつけていただきます。んん! うまい! 外側はかなりしっかりカリッとしていて、中はジューシーで柔らかい! これは新食感です。

ジューシーな脂身とカリカリのバランスがたまらんです

“肉を食べている感”を存分に堪能できる、肉好きにはたまらない一品です。日本にはこういう食べ方ないなあ。おじゃましながら、夢中でむさぼってしまいました。

もちろん食卓はジェリコさんとパウロさんも一緒。同じご飯を食べながら、色々なお話をしました。

ジェリコさんとパウロさん(右)。羨ましいほどに仲よしなおふたりです。

ジェリコさんは現在日本のIT企業でエンジニアとして働いていますが、将来はフィリピンで飲食店をやりたいという夢を持っているほど、料理が好き。KitchHikeに登録したのも、母国フィリピン料理の魅力をもっと知ってほしいという想いからなのだそう。

また旅行が大好きで、パウロさんといろんな国に旅行に行っているという話も。「日本人に比べて、フィリピンの人は陽気で、いつも笑っていますよ」との言葉には思わず納得! おふたりとも笑顔が絶えない、本当にあったかいおもてなしをしてくれるのです。

KitchHikeでジェリコさん宅を訪れたHIKERさんが、食事をきっかけに意気投合し、いまでは友だちとして付き合っている方もいるのだとか。KitchHikeで一度食事をして終わり……とは限らず、そこから新しいつながりが生まれているんですね。

実は自分もちゃっかりジェリコさん、パウロさんとFacebookで友だちになりました。おいしいご飯を通じて友だちができるなんて、なんとも嬉しいものです。

おいしい料理と楽しい出会いを堪能して、初のKitchHike体験は終了。楽しんだあとは、サイト上でレビューを投稿します。レビューは、他のHIKERがメニューやお宅を探す重要なポイントになるので、しっかりとレビューも残しましょう(と言いながら、自分は投稿が遅れてしまいました…すみません)。

ジェリコさんは「LECHON KAWALI」以外にも、色々なメニューを提供しているので、みなさんもぜひ一度、本場フィリピンの家庭の味と、おふたりのあたたかい人柄にふれてみてはいかがでしょうか。

初めて利用してみた「KitchHike」は、想像以上に刺激的で、実りの多い体験でいっぱいのサービスでした。わたしたちが毎日元気に生活していられるのも、おいしい食事と、まわりの人たちの笑顔があってこそ。そんな当たり前だけど大切なことを遠い国の人たちと共有できたことは、筆者にとってとてもスペシャルで嬉しい時間でした。

今回はHIKERとして体験しましたが、料理の腕に自信がある人はCOOKとして参加して見るものオススメ。日本に旅行に来た外国人旅行者に向けて、自慢の和食やオリジナル料理を振る舞ってみるのも面白そう!

海外が好きな人、興味はあるけど一歩踏み出せないでいる人、あととにかくおいしいご飯が好きな人も、ぜひ一度「KitchHike」を利用してみてはいかがでしょうか?