中田英寿氏(左)と前園真聖氏

 東ハト「つながリング」新商品発表会が17日、東京都内で行われ、元サッカー日本代表の中田英寿氏と前園真聖氏が出席した。

 2人の出会いは、アトランタ五輪の代表に選ばれた時。当時19歳だったという中田氏は「同部屋だったので、いつも5~6人で食事に行った。ゾノは一番上で兄貴分。いろんな“社会に出て行くための勉強”を教えてくれた。20歳になってから初めてお酒というものを覚えさせられたのもゾノだった」と笑わせた。

 「ヒデは性格が細かいし几帳面だった」と当時を語った前園氏は、スーツケースから出して床に広げていた服が、いつの間にかクローゼットに並べられていたというエピソードを披露。「2日目から僕も(自分で)やらされました。その時は面倒くさかったけど、今ではためになっている」と感謝した。

 一方で、約2年前の暴行事件を受け断酒中の前園氏。それ以降「一滴も飲んでいない」という前園氏に、中田氏も「(事件の)3カ月後に食事に誘っても、まったく飲まなかった。言っているだけと思っていたのに…」と感心している様子。

 「(解禁の)きっかけがない。半分探してますよ。そりゃ飲みたいですから」と話す前園氏に中田氏は「ではゾノの50歳を祝って」と提案したが、前園氏は「結構先だね…」とちょっぴり残念そうにしながら「その時は日本酒をセレクトして」とお願いしていた。

 イベント後の取材に応じた前園氏は、交際中の女性との結婚式で「(飲酒を)解禁しては?」と提案されると、前向きながらも「これもタイミングですから」と言葉を濁した。

それでも「ヒデよりは先に結婚します。あんな(世界中飛び回って)どこにいるのか分からない人と一緒にいる女性は大変。それにヒデは基本的に全部何でもできる。彼以上にできる女性というのはなかなか難しい。僕が一番バランス合っているのかな」と笑わせていた。