地元からの温かなおもてなし

イベント開催には、ボランティア含め数多くのスタッフが関わっています。エイドステーションでは数m前から案内が行われ、到着・出発がスムーズに行えるようにと案内は完璧。コース上にも多くのスタッフが配置されており、コース案内や減速注意の呼びかけなどが行われ、安心してイベントを楽しむことができます。

エイドステーションで待っているのは、水やバナナなど定番の飲食物だけではありません。「わかめ汁」や「かぼちゃまんじゅう」「フカヒレスープ」「ホヤ」「茶碗蒸し」など、地元の特産品がそれぞれのエイドステーションに並びます。

「美味しいから食べてみて!」という元気な声と共に、大勢の参加者が三陸の味を堪能していたようです。

さらにコース上には、多くの地元住民が応援に駆けつけてくださっていました。しかしよくその声援に耳を傾けると、あることに気が付きます。

普通ならば「頑張れ」「ファイト」といった声をイメージしますが、多かったのが「ありがとう」という言葉。信号待ちで地元の方と話すことがあったのですが、そのときには握手までしていただきました。つまり大勢の参加者がこの地へ訪れたことに対し、地元の方々には感謝の思いが抱かれているのです。

だからこそ本イベントでは、とても温かなおもてなしの心が感じられました。