秋といえば日本人に馴染み深いのがお月見。今年も9月27日に中秋の名月を迎えます。そしてなんと今年は、その翌日28日に「スーパームーン」が出るというので、いつもよりも盛り上がりそうな予感! 

左からMCの常世晶子さん、鏡リュウジさん、川井郁子さん 撮影:P.M.A.トライアングル

そこで今回は、人気占星術研究家・鏡リュウジさんが、Dlifeの番組『ジャパカル』のエンタメ情報コーナー『ジャパタメ』で、スーパームーンについて語った内容をご紹介。『ジャパタメ』特別企画「今週の運トレ~願いが叶う魔法のひととき~」と題して、ご自身のサイトで「月のセラピー」を連載されている鏡さんがスーパームーンを紐解きます! スーパームーンのときに何をすれば運気がアップするのでしょうか?

さらに、この放送ではゲストにヴァイオリニストの川井郁子さんを迎え、音楽と月、占星術との関係も紐解く展開になりました。

ところで「スーパームーン」って何?

「スーパームーン」という言葉を最近耳にするようになりましたが、どんな現象かイマイチわからない人もいるのではないでしょうか? 

鏡さんによれば、地球の周りを廻っている月の軌道はまん丸ではなく楕円形なので、毎月1回、月は地球に接近します。たまたま月が地球に一番接近している時期に、新月または満月が起こると、それを「スーパームーン」と呼ぶそうです。アメリカの占星術師、リチャード・ノールが1979年にアメリカの占星術雑誌の中で提唱した概念とのこと。

大きく見える月は錯覚!?

スーパームーンのその時の状態によりますが、いつもの月より明るさが最大で30%、大きさは14%くらい大きくなることがあると言います。しかし、私たちが普通に目で見ても、そんなにわからないそう。

また、スーパームーンでなくても、とても月が大きく見える時ってありますよね。でもそれは目の錯覚なんですって! 衝撃の事実! なぜ大きく錯覚するかはまだ解明されていないらしいのですが、ビルや地平線など対象物があるときに大きく見えることがあるそうです。多くの人が大きく見えると感じているのに、不思議ですね。

大きさはあまり変化のないスーパームーンですが、地球に最接近していることには違いないので、月の引力は最大に。その影響力とは?

スーパームーン前後は、気持ちの揺れが大きくなる?

科学ではないけれど、人間の内面を表すと言われる月。スーパームーンでは、月が海の満ち干きを表しているように、人間の心も海みたいなものだと考えれば、心のざわめきが大きくなる時だと考えられると、鏡さんは話します。良くも悪くも、自分の感情が大きく出やすくなったり、気持ちの揺れが大きくなる時期だというのです。

月を見てざわめく感覚については川井さんも、「月を眺めていると、対話している感じというか、自分の気持ちを映しだして見えるというか……。太陽などどは違って、月は心で見る感じはありますね」と何か感じることがあるよう。