皆様、枚方出身の「超ひらパー兄さん」こと岡田准一さんが、枚方を巣立ってちょうど20年になるそうですよ。

区切りとしてはなかなか微妙な「枚方を巣立って20年」ですが、これを真面目に祝おうとしているのが、京阪電気鉄道株式会社が経営する遊園地「ひらかたパーク(ひらパー)」です。

919日から同園の正面ゲート前特設会場で20周年記念展示『まさかここでやるとは思ってなかったけど、この際、まあいっか展』を開催(129日まで※期間中に休園日あり)。

岡田さんの20年の軌跡を辿る年表&写真をはじめ、ひらパーのCMメイキング写真、超ひらパー兄さんグラフィック&CM、超ひらパー兄さんの枚方パーカー衣装、園長の延長コード衣装、エアー胴上げフォトスポットが登場。また、20周年をお祝いして超ひらパー兄さんを胴上げしている風の写真撮影が可能ということです。

様々な企画を展開するひらパーですが、今回も「枚方を巣立って20年」を大いに盛り上げ、注目を集めることでしょう。

そもそも「ひらパー」はどんな遊園地なの?

しかし、この遊園地に岡田さんがイメージキャラクターとして就任した際には大変驚きました。売れる言葉の法則について語られている、コピーライター・川上徹也さんも書籍『1行バカ売れ』で、この企画力について大変評価しています。

そもそもひらかたパークとはどのような遊園地なのでしょう。筆者はその隣町に住んでいたので、よくわかるのですが、まさに“老舗遊園地”。大阪と京都の真ん中に位置する枚方市に1910年に創業。東京・浅草の花やしきに次ぐ歴史ある遊園地です。

中学生の頃に行った思い出がありますが、その周辺にあったエキスポランド(吹田市)と比較すると、やや魅力に欠ける印象でした。

入場者数は1974年のシーズンの160万人をピークに年々減少。大阪市内にユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)ができてからは、大阪のエンターテインメント施設の中心はUSJに。