「ホッカイロ ぬくぬく当番」

 Kis-My-Ft2(以下、キスマイ)が出演する「ホッカイロ ぬくぬく当番」の新CM「おしくらまんじゅう」篇が、27日から全国でオンエアされる。

 新CMの舞台は、どこか懐かしい感じがする土管のある空き地。北風が吹く寒空のもと、昨年に続いてそろいのオレンジ色のセーターに身を包んだキスマイのメンバーが、寒い日にはこれに限る!と言わんばかりに「おしくらまんじゅう」に興じる。

 藤ヶ谷太輔の「寒ーい日には」という掛け声に、玉森裕太が「やっぱり…」と応じれば、北山宏光も「おしくらまんじゅう!」と続く。背中合わせに円陣を組み本気モードで体をぶつけ合い体を温めようとする7人だが、「もしくは…」と何かに気が付いたのか、その動きを一斉にピタリと止めてしまう。

 先ほどまで「おしくらまんじゅう」で円陣を組んでいたメンバーは、ライブステージさながらに、一瞬のうちに横に広がる隊列を組みポージング。オレンジ色のセーターの下の、腰の辺りには温かそうな「ホッカイロ ぬくぬく当番」が貼られていた、という内容だ。

 撮影が行われたのは8月上旬。気温35度、湿度64パーセントの猛暑日だった。しかもスタジオ内には乾いた冬の青空を再現するために、大型の照明が20台も設置され、メンバーを照らした。撮影本番中は駆動音が収録されないように冷房も全てストップされた。

 そんな中、撮影監督からは、「もっとグイグイ行ってみよう!」「お尻だけではなくて全身で!」と細かな指示が飛ぶ。ただでさえ暑いスタジオ内だが、そのリクエストに応えようと全力で何度も何度も「おしくらまんじゅう」を繰り返すメンバーの“ぬくぬく”度は最高潮に。

 しかし、そんな過酷さをみじんも感じさせず、童心に帰ったような笑顔で演じきる姿に“半袖短パン姿の”スタッフたちは脱帽しきりだった。

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