映画『アメリカン・ドリーマー』の魅力に迫る

2015.9.23 10:27配信
『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』

オスカー・アイザックとジェシカ・チャステインが出演する映画『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』の特別映像が公開になった。犯罪統計史上最も犯罪が多かった1981年のニューヨークを舞台に、すべてを掛けて“夢”を掴もうとする者たちの姿を描いた力作で、特別映像では監督やスタッフたちが作品に対するこだわりや想いを存分に語っている。

『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』特別映像

本作の舞台になった1981年のニューヨークは、犯罪件数がとてつもなく多い危険な街だった。政治の腐敗は進行し、街の予算は削減され、犯罪は増加。白人たちは郊外に逃げ出していった。そんな中、移民のアベル(アイザック)は、一代で築き上げた富をすべて投じてユダヤ人の土地を購入しようとするが、アベルの会社のオイルが何者かに盗まれ、彼は窮地に立たされる。しかし、映像に登場するアベルは「いつも正しい道を選ぶ」と宣言。ブルックリンのギャングを父に持つ妻のアナ(チャステイン)は、兄に相談しようとするが、高潔なアベルはそれを制止する。

しかし、アベルにさらなる試練が訪れ、彼は真っ当に生きるべきか迷いながら、破産を逃れるべく奔走し、一世一代の賭けに勝って夢を掴もうとする。移民、犯罪、そして善良な道から転落しようとする人物……出演者のデイヴィッド・オイェロウォが「往年のギャング映画を思い起こさせるが視点は異なっている」と語る通り、本作では“アメリカン・ドリーム”という普遍的なテーマを主軸に、ギャング映画のような刺激的なドラマを描き出す。

監督を務めたJ.C.チャンダーは、本作を描くために1981年のニューヨークをスクリーンに再現し、観客を作品世界に没頭させる映像づくりにこだわった。撮影を手がけたのは『セインツ-約束の果て-』や『グローリー/明日への行進』を手がけたブラッドフォード・ヤングで、特別映像でアイザックは「彼の撮る画はすべてのレベルをあげてくれる。光の魔術師だ」とその手腕を絶賛する。ヤングは本作で赤みが強調された色彩でダイナミックに世界を描き出しており「時代の空気を表現するような正確にシャープにあの時代の腐敗を切り取りたかった」という。

名優と呼ばれる出演者たち、重厚なドラマ、ダイナミックな映像、本作は映画ファンが注目すべきポイントの多い作品で、すでに24の映画賞で40もの部門の候補に挙がっている。

『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』
10月1日(木)TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー

(C)2014 PM/IN Finance.LLC. American-dreamer.gaga.ne.jp

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