消えない不安は彼に不安をぶつけてみるしかない

それでも、悲しい恋の経験則がしつこく居座っている場合は、彼に素朴な疑問をぶつけてみましょう。

彼を責めるのではなく、あなたの彼を信じたい気持ちと裏腹に不安を抱えていること、そしてその辛い気持ちを訴えるのです。

そして、もし彼が事情を説明してくれたら、潔く彼の言葉を信じましょう。反対に彼が嘘をついていたことを正直に告白して謝った場合は、あなたが悲しかったことを理解してもらい、彼を許しましょう。

それでも彼の言葉が信じられないときは?

しかし、心は魔物ですから、頭では理解していても平静でいられないこともありますね。そのような場合は、感情的になってしまいそうな衝動をグッとこらえて、いったん一人になって考えましょう。

悲しい恋の経験則から逃れられないのは、それが真実だから、という場合もあります。経験則が正しいのかどうか見極める必要があるのです。

そして考えてもわからない場合は、もはや彼を問い詰め白黒はっきりさせるしかありません。でもその前に、もし彼が黒とわかった時には、彼と別れる覚悟をしてからにしましょう。

傷つかないように現実から逃げ回ってばかりでは、悲しい恋を繰り返す結果になってしまいます。悲しい恋は今度こそ最後にするためにも、あなたは男を見る目を育てなければなりません。

残念ながら、信じ切れずに彼とお別れしてしまった時は、「心の相性が合わなかった」とすっぱり彼のことは忘れましょう。

これができれば、自分に合わない男性像として具体的にインプットされますので、もう彼のような人を好きになることはありません。

悲しい恋の経験則も、ただ傷ついただけの愚かな失恋経験ではなく、あなたに待ち受ける大きな幸せのために必要な、人生を豊かにする大切な経験だったのです。