(左から)小林達夫監督、岡山天音、柳楽優弥、瀬戸康史、オダギリジョー

  映画『合葬』の初日舞台あいさつが26日、東京都内で行われ、出演者の柳楽優弥、瀬戸康史、岡山天音、オダギリジョー、小林達夫監督が登壇した。

 本作は、没後10年を迎える杉浦日向子の同名漫画を映画化。徳川幕府の解体に反対して戦った「彰義隊」の若者たちの数奇な運命を描く。

 自らの意思で彰義隊に加わった極を演じた柳楽は「僕にとっては初めての時代劇。瀬戸さんとダブル主演させていただきましたが、皆さんの心の中に印象に残るシーンが一つでもあれば」とあいさつした。

 また、演じるに当たって「小林監督からカリスマ性がほしいと言われた」ことを明かした柳楽は「カリスマ性、出てました?」と心配そうに客席に呼び掛けた。

 観客からの温かい拍手を受けた柳楽は「うわー。これはうれしいです」と笑みをこぼしながら「いろんなカリスマの方を検索したんですが、誰一人“カリスマ性を出そう”としている人はいなくて。不思議とにじみ出てくるものなので…」と不安があった様子。

 それでも「僕の高校の時のカリスマがオダギリさん。現場ですごく近くに(見本が)いた!と思って、いつも刺激を受けながらしっかり憧れさせていただきました」と明かした。

 この告白に、オダギリは「もちろん知らなかったけど、大分、目が泳いでいるんでうそなんじゃないかな?」と疑いの目を向けた。

 オダギリは「確か僕は4、5日の参加だったんだけど、それにも関わらず風邪をひいていて撮影で声が出なかった。叫ぶシーンは後でアフレコで撮り直した。そういったシーンから、体調管理も役者の大事な仕事だということを身をもって教えられたのでは」と冗談交じりにコメント。これに対して柳楽が「勉強になります!」と真面目に応じて笑いを誘った。