(写真左より) JTサンダーズ・深津旭弘、山本将平主将、ヴコヴィッチ,ヴェセリン監督、パナソニックパンサーズ・川村慎二監督、深津英臣主将、山内晶大

4月12日、『V.LEAGUE 男子 V・ファイナルステージ グランドファイナル』第2試合前々日会見が行われた。フルセットにもつれ込んだ接戦を制したパナソニックパンサーズ、まずはゴールデンセット突入を目指したいJTサンダーズの監督・主将・注目選手が登壇し、意気込みを語った。

「いよいよだなという気持ちでいっぱい。今週も厳しい戦いになると覚悟している。ただ、自信を持って目の前の試合を全力で戦っていけば問題ないと思う。選手を信じて戦っていきたい」(パナソニック・川村慎二監督)
「シーズン前から目の前の試合、目の前の一球に全力を尽くすということを約束事としてやってきた。最後まで自分たちのバレーを追求していきたい」(深津英臣主将)
「先週厳しい戦いをしたが、気持ちで受け身にならずに、積極的にプレーしていき、楽しみながら自分たちのプレーができればと思っている」(山内晶大)

「先週負けはしたが、『グランドファイナル』にふさわしい試合をした自負はある。ミスを少し減らせば勝機はある。自分たちは絶対にこのチャンスを生かせると信じている」(JT・ヴコヴィッチ,ヴェセリン監督)
「自分たちのベストを尽くすことが大事になってくる。観た人たちが“バレーボールってこんなに楽しいんだ”と思ってもらえるような試合をしたい」(山本将平主将)
「お互いに2日目が大事だとわかっている。いつも通り、JTのバレーができるように、またミスに対してどう対処していくかも大事になる」(深津旭弘)

両指揮官は初戦の課題を受けどう準備を進めてきたか問われると、次のように応えた。

「サイドアウトを改善していきたい。今まで培ってきたバレーをミスを少なくやっていこうと準備した」(川村監督)
「決勝の大舞台ではミスは起こり得る。ただ試合後、選手たちの目を見たら自信を失っていなかった。選手たちは諦めていない」(ヴコヴィッチ監督)

新生V.LEAGUE『グランドファイナル』という大舞台で兄弟対決となる感慨を聞かれた深津兄弟はこうコメントした。

「兄弟でこのような舞台に立てるのは非常に幸せなこと。英臣は代表セッターとしての実績も実力もある、弟だが尊敬できる存在。そうは言っても勝負、チームとして勝てるように準備したい」(旭弘)
「先週のゲームでもクイックとパイプを有効的に使っているなと客観的に見ていた。僕もそういういい展開を作れたらいいなと思っている。兄に負けないようと言うよりJTに負けないようがんばりたい」(英臣)

男子『V・ファイナルステージ グランドファイナル』第2試合・パナソニック×JTは4月14日(日)・武蔵野の森総合スポーツプラザにて開催。チケット発売中。