そうなんです。でも、それは“SKE48がすごい”って、言いたかったわけではなくて。

私はやっぱり、何に対しても、どんな行事にしても、“物語があることが大切だ”と、ずっと思っているんです。“物語があることが大切”というのは、秋元先生もすごく大切にしてることで。

あの運動会も、偶然、私が今所属しているグループがSKE48だったから、“SKE48をよく言ってる”みたいな言い方になっちゃったけど。でも、あれがSKE48じゃなくて、もし違うグループだったとしても、同じような言葉を絶対に書いてました。

あの日の運動会は、明らかに、“チーム8が優勝じゃん”って、誰もが思っていたと思うんです。

そんな中で、SKE48が巻き返して、そこからさらに、チームSがリレーで巻き返して。それによって、“最後までどっちが勝つのか分からない”っていう“物語”を、この運動会で作れたことが嬉しかったんです。

その物語を作ったのが、本当に偶然、自分が所属しているSKE48だった。玲奈(松井玲奈)が卒業する中で、“こういう奇跡や物語を作ることができるSKE48だから、これからも大丈夫なんだ”ということを、ちょっと熱く言い過ぎちゃって…。

他のグループのファンの方には、“他のグループができなかった”みたいな感じに伝わってしまったみたいなんです。でも、そうじゃないんです。私も言葉が足らなかったんですが。。

もちろん、チームSが、いい順位までいったり、リレーで1位になれたりしたことも嬉しかったです。だけどそれ以上に、“物語”を作れたことが嬉しかったんです。自分自身が、物語を動かした中に居られたことも、嬉しかったし。。

ーーさっきも佐江ちゃんが言っていましたが、“物語を作ったのが別のチームであったとしても、きっと同じことを言っていた”ということですよね。

はい。絶対、同じことを書いてたと思います。でも、偶然にも、物語を作ったチームの中に自分がいちゃったもんだから。あはははは(汗)。うん!

何事も、物語がなきゃ、記憶にも残らなかったと思うし。

ーー“何事にも、物語があることが大切”というのは??

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