好きになってしまうと、どうしても女性は彼のことを普通の人と思わず、変わった人や聖人、ストイックな人と思ってしまう傾向があります。

これはフィルターがかかっている状態。ことわざの「あばたもえくぼ」のようなもので、欠点は見えていません。美化ではないけれど美化に似ています。「私の好きなあの人は非凡」と思いたい気持ちから来ているのでしょう。

今回は、女性が「そう思いがちな傾向」と理由を集めてみました。

超多忙な人

「彼は忙しい仕事だから」「毎日飛び回っているから」……だから私と考え方が違うのだろう、彼の冷たい態度は、忙しさのあまり心がすさんだのだろう、と思うこと。超多忙はしかたがないこと、と許してしまいます。

「寝る時間もない」「家に帰れない」はおおげさな表現であって、ほんとうではないのかもしれませんよね。よく考えてみれば、多忙だから冷たく当たるなんてとんでもないと思うのですが。

聖人 

会社やサークルで責任のある地位についている場合や、リーダーの場合に、清く正しい「聖人」と根拠もなく思うこと。

リーダーシップがあるからリーダーだと思いがちですが、実際は他人を蹴落としてきたり、口のうまさでのし上がったのかもしれないですよね。そこまで悪く考える必要はありませんが「優しい人だし、上に立てる人は聖人だから」と思うのは黄信号かも。

その優しさはあなただけになのか、みんなになのか。モテたいから優しいのか。と冷静に考えましょう。「彼は聖人だから女の存在なんかない。あるとしたなら、優しいから勝手に女が追いかけてるだけでしょ」なんて思うようになったら赤信号。