見たくないものにフタ
人は見たいものしか見ず、また見えていません。情報がありすぎてしまうと、取捨選択するようにできています。彼の疑わしいところや欠点は無意識に「恋するハッピーな私には不要な情報だわ」として捨ててしまうのです。
都合の悪い話は聞いていない・自分の悪口はすぐわかる、などはこれと同じでしょう。恋の熱が冷めたときに「あれ、こんな人だったっけ」と思うのは取捨選択を正しくし直した結果です。
美化は恋のステップの途中だけではない
この思い込みによる「美しきレッテル貼り状態」は、片思いの時期や、恋のステップの最上段まで行ったときのラブラブ期にも起こります。
このレッテル貼りはかなり頑固なので、他人が何を言おうと耳を貸さないことが多いです。素に戻るのには、時間の経過を待つしかありません。
「別にいいじゃん。勝手でしょ」といった女性の意見は当然の反応だと思います。でも「彼は超多忙」「彼は聖人のはずなのに浮気した」「おかしい、不器用なはずなのに」と決めつけていると、いざというとき分からなくなりますぞ。
レッテル貼りをやめて、普通の男として判断してみる。そう考えたらいたってシンプルですよ。
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