Gramofon

無線LANサービス「Fon」の日本法人であるフォン・ジャパンは、音楽アプリの楽曲をオーディオ機器で再生できるクラウドミュージックプレーヤー「Gramofon(グラモフォン)」(FON2415J01)を、10月中旬にAmazon.co.jpで発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は6980円前後の見込み。

ステレオミニ出力をオーディオ機器と接続し、無線LAN経由でインターネットにアクセスすることで、スマートフォンやタブレット端末向け音楽アプリで聴いていた楽曲を、オーディオ機器で出力できる。ロスレス伝送に対応し、Bluetoothよりも高音質で楽しめる。

音楽配信サービスとオーディオ機器をシームレスに連携するQualcommのエンターテイメントプラットフォーム「AllPlay」に対応し、「マルチルーム」機能によって複数のオーディオ機器をグループにして同じ音楽を再生する「Party Mode」や、それぞれの機器で別の音楽を再生する「Multi Zone」も利用できる。

なお、本体で直接、音楽配信サービスの楽曲を再生するので、ストリーミング再生時にスマートフォンやタブレット端末を本体から離れた場所に持ち出しても、音楽再生が途切れない。

このほか、レコチョクの定額聴き放題サービス「レコチョクBest」と連携しており、「レコチョクBest」の邦楽を中心とする250万曲の再生を可能にした。また、購入者に「レコチョクBest」を1か月間聴き放題になるバウチャーコードをプレゼントするキャンペーンも行う。さらに、TuneIn、iHeartRadio、Rhapsody、Aupeo、DoubleTwist、Soma FM、Napsterなど海外の有名音楽配信サービスにも対応する。

インターフェースは、ステレオミニ出力、100BASE-TX/10BASE-T準拠の有線LANポート。対応無線通信はIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN。