「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」製作発表記者会見より (画像左から)リサ・ライザネック・チャペル、石川直、武田真治、小島瑠璃子、米所裕夢 (C)taro

金管楽器、打楽器を中心とした60種類以上の楽器を演奏しながらミュージシャンがダイナミックに動き回り、ダンサーはカラフルな旗やバトンを操って空間を演出。そうして魅せる、聴かせる音楽は、誰もが知る、だが独創的なアレンジで生まれ変わったディズニーの名曲の数々! 47都道府県ツアーを成功させるなど、日本でも人気の「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」が2年ぶりに帰ってくる。その製作発表が行われ、キャストから石川直(パーカッション)、米所裕夢(トランペット)、リサ・チャペル(トロンボーン)の3名、スペシャルサポーターの武田真治、小島瑠璃子が出席した。

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武田はサックス奏者としてもおなじみ、そして小島も元吹奏楽部とあって、本作のサポーターには適役。約3分に9曲のディズニーナンバーを詰め込んだ「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」の魅力が凝縮のメドレーが生演奏されると、興奮を隠しきれない様子。
「キレッキレ! 3人でこの迫力なのに、本番は35人ですから」(武田)
「迫力もあるんですけど、音は1個1個丸くてものすごく洗練されている。素晴らしい!」(小島)
「ディズニーの楽曲はワンフレーズ取り出しただけでも、その映画やアニメが目の前に広がりますね。その作品に触れた頃の自分の思い出の中にもグッと入っていけます」(武田)
「アメリカでは『ブラスト!』を“魔法にかかった時間”と表現したりするんですが、魔法をかけるという意味では最高峰のディズニーとの相性は抜群。言葉なしの、音楽とパフォーマンスだけで様々な感情を伝えられるのが『ブラスト!』で、僕もその魅力にとりつかれたひとりです」(石川)

そう語る石川は、2000年に入団以来、日本とブラストとの架け橋となって魅力を伝え続けてくれている“ミスター・ブラスト”。20年目という節目を機に、メインキャストからの卒業が発表されている。ブラスト愛を爆発させる、渾身のパフォーマンスを見届けないわけにはいかない。

加えて、この場でサプライズ発表されたのが、東京公演初日(8月20日(火)のみ)の武田真治のゲスト出演! 唯一のサックス奏者として、ブラストの一員に加わる。
「すごいことなんですよ! この上ない幸せで今から興奮しています。世界の壁を思い切り肌で感じながら学ばせていただきたい。一生懸命頑張ります!」(武田)
「筋肉体操をトレーニングに取り入れてもいいかも(笑)」という石川に、「いや実際のところ、素晴らしい演奏をするためには本番前はあまり疲れない方がいいと思います」と、武田がマジメに返すひと幕も。真剣勝負のパフォーマンスが期待できそうだ。

令和になって初の「ブラスト!」。新しい時代は、会場全体がハッピーに包まれる最高峰のエンターテインメントとともに迎えたい!

「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」は、7月10日(水)に山形で開幕したのち、9月16日(月・祝)まで、全国を巡演。

取材・文:武田吏都