先生直筆のコメントも楽しめる全5章構成の展示エリア

©蒼樹うめ/芳文社 ©Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion

気になる展示物は各作品ごとに章分けされており、第1章「蒼樹うめとは」、第2章「『ひだまりスケッチ』の世界」、第3章「原稿の部屋」、第4章「キャラクター原案『魔法少女まどか☆マギカ』」、第5章「蒼樹うめの仕事」という順番で、完成イラストから原画、ラフ画などをずらりと展示。

先述の焼きビーフンのほか、蒼樹うめ先生が子供のころに描いた絵が展示されていたりと、蒼樹うめ先生の現在を形作っている全てが集約されているといっても過言ではないですね。

©蒼樹うめ/芳文社 ©Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion

展示はイラストや原画などを並べるだけでなく、各所に先生直筆のコメントが添えられており、これが「トリッキーな自撮りをした」という思い出や、「文字が多い!」といったセルフツッコミなどが書かれており、これらをチェックしているだけでも「あぁ、なんかもう可愛いなチクショウ!(にんまり」といった気持ちにしてくれます。本当にありがとうございます。

展示作品ばかりに目がいきがちですが、壁やボードに配置されたコメントやミニイラストにも注目ですよ。

©蒼樹うめ/芳文社 ©Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion

また「蒼樹うめ展」では蒼樹うめ作品と縁の深い人気声優・悠木碧さん、阿澄佳奈さんのふたりと、先生自らも参加している音声ガイド端末が用意されているので、より詳しく知りたい人はこちらもレンタル(700円)してみると良いでしょう。

会場を順路通りに進むと最後は物販コーナー。ここでは今回の個展で展示されたイラストなどが収録されている図録が販売されているので、ファンのみなさんはマストでゲットをオススメしておきます。

©蒼樹うめ/芳文社 ©Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion

「蒼樹うめ展」は10月3日から12日まで。入場料は一般・大学生が1,000円、中高生が600円。開催時間は10時から17時まで。10月4日・9日(15時〜)には蒼樹うめ先生のサイン会(各回100名)が予定されています。

©蒼樹うめ/芳文社 ©Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion

フィギュアとアニメが大好きなオタク系ライター。「ねとらぼ」や「INSIDE」など、ウェブメディアを中心に活動中。好きなキャラは「初音ミク」。夢はコミケにサークル参加すること。