鈍感にならざるを得ないワケ

彼女がいて、断れない

彼女がいるならアピールされても困ります。お付き合いをしないようにするため、鈍感にならざるを得ないのです。

でも、女性とはかかわっていたいズルいタイプ。だからアピールされても気づかないふりをするのです。

好みではない

あまり好みではない女性と仲良くしていた場合。好意を持たれたら、気持ちにこたえることができません。

バッサリと断るのも罪悪感を抱きます。ならば「分からなかった・気づかなかった」と「鈍いふりで行こう」という思考なのです。

みんなにモテていたい

鈍感だと「女慣れしてないからいい人。ピュア」と、ほとんどの女性に好感を持たれるので、そのような演出をする男性もいます。その上「気づかなかった」とその場を逃れることができるので「鈍感」は高度なテクニックなのです。

面倒事を避けるため

適度に女性と出かけたいだけなのに、好きになられると面倒くさい。「知ってたよ、でもかるーく遊びたいだけなんだよね」なんて答えたらどうでしょう。「ひどい男!私の気持ちをもてあそんだのね」などと責められてしまうので、鈍感なふりをしてそれを避けるのです。

本物の“鈍感男子”とは?

女慣れしていないタイプが本物の鈍感男子です。

筆者はいろいろな男性を観察してきましたが、純粋培養の鈍感男子は、全体の二割といったところでしょう。この手の男性は、積極的に行けば付き合えます。しかし問題なのは「鈍感を演じてお付き合いをしないようにする」男性と「素朴・純粋」のイメージを前面に押し出す男性です。

恋愛経験のある男性は女性の気持ちに気づいています。たいていの男性は「この子、俺のことが好きだな」と思う生き物なので「知らなかった」ということはあまりありません。まずは「本物」なのかどうか判断してからにしましょう。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。