三谷幸喜監督と山本耕史

SMAPの香取慎吾が10月5日に、都内で行われた主演作『ギャラクシー街道』の完成披露試写会に共演する綾瀬はるか、小栗旬、優香、西川貴教、遠藤憲一、段田安則、石丸幹二、秋元才加、阿南健治、梶原善、田村梨果、山本耕史、大竹しのぶ、三谷幸喜監督とともに出席した。

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主人公の宇宙人ノアを演じ、カメオ出演を含め三谷映画4本目の出演となる香取は、「また三谷監督とお仕事ができて光栄」とあいさつ。「この映画が公開されたら、日本のエンターテインメントはどうなるのか…。もはや不安になるくらい」「宇宙一の監督が作った作品。笑いだけ、感動ナシです」と独特な言い回しでアピールした。

この発言に、三谷監督も「こんなすばらしいキャストが集まって、ヘンテコな映画ができました」と会心の笑顔を浮かべていた。映画は西暦2265年、老巧化が激しいスペース幹線道路“ギャラクシー街道”の脇にたたずむ小さなハンバーガー店を舞台に、そこで働く夫婦と奇妙な客たちが織りなす“宇宙人”模様を描く。

ハンバーガー店を舞台に選んだ理由を、三谷監督は「以前ご一緒した長澤まさみさんから、『綾瀬さんがハンバーガーを食べる姿がとてもかわいい』と聞いたから」と明かすと、香取は「一番重要な部分じゃないですか!」と驚きの表情。また、三谷監督が「山本くんは宇宙一、調子に乗っている」と茶化すと、新婚の山本は「何を言われても屁でもないです」と幸せアピール。一方、大竹が「みんなで楽しく作った映画。くだらなくって、何もない映画です」と笑いを誘うと、当の三谷監督は聞こえないふりをしていた。

『ギャラクシー街道』
10月24日(土)から全国東宝系ロードショー

取材・文・写真:内田 涼