ダン・プライアー(ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズ) (c)F.SANO

勝負の鍵はディフェンスだ。明日の『三菱地所スーパーラグビー 2019』ラウンド10に向けて、トニー・ブラウンヘッドコーチは「ハリケーンズに勝つためには、ディフェンスで今季一番いいパフォーマンスを出さなければいけない。そこが今週のフォーカスポイント」と明かした。4月18日、前日練習を終えたヒト・コミュニケーションズ サンウルブズのFLダン・プライアー主将、LOトンプソン ルーク、FL/NO.8松橋周平は次のように意気込みを語った。

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「前戦(レベルズ戦)はミスが多く、エナジーも少なかった。格上相手にそういうパフォーマンスでは30点差をつけられてしまう。ハリケーンズはいい選手が揃っているが、サンウルブズのラグビーをミスを少なく遂行していけば、いい試合ができる」(プライアー)

「ハリケーンズは素晴らしい選手が揃った強いチーム。2016年の王者だが、いつも通りに自分の仕事をするだけ。自分の仕事はフィジカルのディフェンスやボールキャリアー、ラインアウト。前戦のラインアウトは悪かったが、大きな問題ではなく、小さなミスで失敗した。最初にミスしてパニックになり、自分たちのタイミングと距離が掴めなかった。今週はそれを修正した」(トンプソン)

「今まではワールドカップイヤーで自分のアピールを考えていたが、最近はチームとしてのプレーをしっかりやることを考えるようになった。今回はリザーブとしての仕事をしたい。ブレイクダウンやボールキャリアー、ジャッカルなどをキッチリ出していきたい。ディフェンスのバトルで相手より早くセットし、相手より早くプレッシャーをかける。ハードワークできるかが大事」(松橋)

試合登録メンバーは以下の通り。
1パウリアシ・マヌ(日野)、2ネイサン・ベラ(-)、3山下裕史(神戸製鋼)、4マーク・アボット(-)、5トンプソン ルーク(近鉄)、6ベン・ガンター(パナソニック)、7ダン・プライアー(サニックス)、8ツイ ヘンドリック(サントリー)、9ジェイミー・ブース(-)、10ヘイデン・パーカー(神戸製鋼)、11セミシ・マシレワ(近鉄)、12ラーボニ・ウォーレンボスアヤ(-)、13ジョシュ・ティム(-)、14ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタ)、15山中亮平(神戸製鋼)、16坂手淳史(パナソニック)、17三上正貴(東芝)、18浅原拓真(東芝)、19トム・ロウ(-)、20松橋周平(リコー)、21田中史朗(キヤノン)、22ジェイソン・エメリー(サニックス)、23ヘンリー ジェイミー(トヨタ自動車)

『SR 2019』ラウンド10・サンウルブズ×ハリケーンズは4月19日(金)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。チケット発売中。