「カッコいいなって思わせてくれる役でした」と話した有村架純

 WOWOW土曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 海に降る」の完成披露4K試写会が6日、東京都内で行われ、出演者の有村架純、井上芳雄、板谷由夏、時任三郎ほかが登場した。

 本作は、有人潜水調査船「しんかい6500」の日本人初となる女性パイロットが、神秘的な深海の世界に挑むヒューマンドラマ。

 本作が連続ドラマ初主演作となった有村は「初主演ということで不安はあったのですが、皆さんのおかげで撮影を終えることができました。自分としては毎日必死で、全然主演っぽいことはできなかったのですが、いい作品にしようという気持ちで最後まで走り切ることができました」と振り返った。

 JAMSTEC(海洋研究開発機構)で「しんかい6500」の運行チームに所属する女性パイロット役に挑戦した有村。演じた感想については「実際に現場を見学させていただいて、女性パイロットってこういうお仕事をしてるんだとか、自分の中に受け入れられるようになってから作品に入りました。たくましくて、男気があって、カッコいいなって思わせてくれる役でした」と話した。

 また、「もしも『しんかい6500』に乗って深海に行けるとしたら、誰とどんな物を見てみたい?」と聞かれると、板谷は「子どもたちを連れて行きたいなと思います。せっかく潜るならダイオウイカを見てみたいですね」と回答。有村は「連れて行くなら好奇心旺盛な親友ですかね。深海生物を見てみたいです」と答えた。

 ドラマは10日放送スタート。毎週土曜日午後10時から放送。

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