大場章弘統括本部長

日本マイクロソフト(樋口泰行社長)は、3月29日、ビジネス戦略、主要製品・サービス・施策に関する最新情報を紹介する「マイクロソフト メディア エクスチェンジ」を開催した。「今回は、ソフトウェア開発スイート「Visual Studio」の最新版「Visual Studio 11(仮)」を紹介した。

大場章弘執行役デベロッパー&プラットフォーム統括本部長は、「PC上のWindowsだけではなく、『Windows Azure』や『Windows Phone』など新しいプラットフォームに事業を進めている。開発ツールも、新しいプラットフォームに合わせて進化をしている。『Visual Studio 11』は『Windows 8』のアプリケーションの開発の基盤となるもの。開発者にとって先進的な環境で、すばらしいメリットをお届けできると信じている」と自信をみせた。

同社は、すでに2月29日に「Visual Studio 11」のベータ版を公開している。「Visual Studio 2010」に比べ、デスクトップアプリケーション、ウェブアプリケーション、SharePointアプリケーションなど、幅広い開発ニーズに対応。また、ユーザーインターフェースをシンプルにして、ムダを省いた開発環境を提供する。

4月24~25日の2日間、開発者を対象にした「Windows Developer Days」を開催する。キーノート セッションやブレイクアウト セッションで最新製品やテクノロジーを紹介するほか、実際に「Visual Studio 11」を体験するコーナーも設ける。