広島を振り切り、阪神が『クライマックスシリーズ(CS)』進出を決めた。10月4日に阪神はレギュラーシーズン最終戦を終えたが、気持ちを切らしていない。大一番は2日後に訪れる。そして、10月10日(土)~12日(月・祝)・東京ドームに乗り込む『CS』ファーストステージの内野・外野ビジターチーム応援席のチケットが、本日10月8日(木)午前11時にチケットぴあで独占販売となるのだ。

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阪神は巨人戦で9勝16敗、東京ドームでの試合に至っては2勝11敗と大の苦手としている。だが、昨季を思い出してほしい。阪神は首位・巨人に7ゲーム差つけられて2位でシーズンを終えた。直接対決でも11勝13敗、東京ドームでの試合でも5勝7敗と負け越しながら、阪神は『CS』ファイナルステージで4連勝を飾ったのだった。

阪神の2年連続の東京ドームでのスイープは、先発三本柱に託された。初戦に先発濃厚の藤浪晋太郎は2勝4敗・防御率2.48、第2戦の先発が予想されるメッセンジャーは2勝4敗・防御率3.57、第3戦での先発候補の能見篤史は2勝2敗・防御率5.01と、巨人戦で本来のピッチングは披露できていない。しかも、東京ドームでの巨人戦となると三本柱で1勝8敗と散々の結果に終わっている。

データで分が悪い阪神にとって、初戦がより重要になってくる。そこで、藤浪だ。3年目にしてエースの風格を漂わす21歳は、巨人との最終戦・甲子園球場で8安打完封と巨人打線を切って落とした。

朗報もある。9月末に登録抹消された守護神・呉昇桓が、『CS』登板に急ピッチで調整している。巨人撃破を遂行するためには、2014年『CS』MVPの存在が必要不可欠である。

『CS』ファーストステージ第1戦で藤浪がキッチリ抑え、宿敵・マイコラスを切り崩せば、巨人ベンチ・ナインに昨年の悪夢が脳裏をよぎるはずだ。そうなれば、流れは阪神のもの。東京ドームで2勝すれば、ヤクルトが神宮球場で待つ『CS』ファイナルステージへと戦いは続く。ちなみに対ヤクルトは13勝12敗と勝ち越し、神宮では5勝7敗と負け越している。

兎にも角にも短期決戦は何が起こるかわからない。阪神ファンは3位からの下克上を信じよう。

10月10日(土)~12日(月・祝)・東京ドーム・『CS』ファーストステージ・巨人戦の内野・外野ビジターチーム応援席は10月8日(木)午前11時より独占販売。10月14日(水)~19日(月)・神宮球場・『CS』ファイナルステージ・ヤクルト戦のチケットは、10月9日(金)午前11時より一般発売。虎党は東京ドーム3塁側・レフトスタンドを黄色に染めるべく、プラチナチケット争奪戦に参戦せよ!