移動時は積極的に足を動かす

筋肉量は20歳前後をピークに、意識して運動しないと年1%ずつ減っていくといわれています。それこそ筋肉が1kg減ると、1日およそ50キロカロリーの基礎代謝が落ちるのだとか。

1日の運動量を少しでも増やすには、通勤時間を大いに活用しましょう。エスカレーター、エレベーターはなるべく使わずに階段を登るのです。この時、ゆっくり歩くのではなく、なるべく大股、早歩きを心掛けて。

1日5分間階段を使うだけで、約40キロカロリーの消費が期待できるようです。筋肉の約60%は脚についているので、筋力トレーニングとしても十分。筋肉のつきやすい体に変わって基礎代謝量も上がり、脂肪が燃焼しやすい体になれるはずです。

糖分の摂り方に気を付ける

甘いものが食べたい時は、太りにくいものを選んで口にしましょう。例えばショートケーキ、デニッシュなどの菓子パンは、糖質の砂糖、脂質のクリームやバターを含むので、かなり高カロリー。大福や最中といった和菓子の方が糖質のみなので、まだ太りにくいようです。

果物も糖分が多く含まれているため、食べすぎに注意して。りんごや梨なら1日1個、みかんは2個、バナナは2本までを目安にしましょう。

生活習慣を見直すことで、年々のぽっちゃり体型にストップをかけられるはず。最近自分の体型が気になってきた男女は、ぜひこれらのポイントで意識改革を行ってみてくださいね。

【参考リンク・文献】
男性のダイエットに関する調査(楽天リサーチ株式会社)
意識の高いスリム女子の行動から学ぶ「太らない生活習慣」(サニーヘルス株式会社)
・下半身に筋肉をつけると「太らない」「疲れない」中野ジェームズ修一著(大和書房)

フリーランスライター。女性向けWeb媒体を中心に、恋愛、結婚、仕事、ライフスタイルに関する記事を執筆。自分の身と心で感じたことを企画立案し、記事にしながら読者に役立つ情報を発信している。自身の「note」に活動実績一覧を掲載中。介護福祉士、保育士資格保有。