私生活で夫婦のリーヴ・シュレイバーとナオミ・ワッツが、映画で初めて夫婦役を演じることになった。実話にもとづく映画で、タイトルは『The Bleeder』。

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主人公は35歳で、モハメッド・アリと試合をする機会を得たニュージャージー州の酒屋の販売員チャック・ウェプナー。ウェプナーは、シルベスタ・スタローンが『ロッキー』を書く上でインスピレーションになった人物と言われ、シュレイバーは、この役を少なくとも5年間は演じたがってきたという。シュレイバーは、今作でプロデューサーも兼任する。撮影は今月、ニューヨークでスタートする。

シュレイバーの最新作は、先月のトロント映画祭で上映され絶賛を浴びた『Spotlight』。トロントではワッツの出演作も2本(『About Ray』『Demolition』)上映された。

文:猿渡由紀