10月29日(土)に新シーズンの幕開けを迎えるジャパンラグビートップリーグは26日、都内でプレスカンファレンスが行われ、14チームの監督と主将が登場した。

ラグビー・トップリーグの日程

W杯があったため、例年より2か月近く遅れてのスタートとなる新シーズン。初戦で昨季優勝のパナソニック ワイルドナイツと日本選手権覇者のサントリーサンゴリアスが激突する。パナソニックの霜村誠一は返還した優勝カップを引き合いに出し、「優勝カップは預けたつもり。4か月後に取りに戻ってきたい」と連覇へ自信をみせると、サントリーの竹本隼太郎は「自分たちのアタッキングラグビーを信じて優勝を目指したい」と打倒・パナソニックを誓った。また、今季初昇格するNTTドコモレッドハリケーンズの高野一成ヘッドコーチは「コンタクトも含めて全ての面でレベルアップしないといけないが、チームのスローガンであるスピードラグビーを目指したい」とトップリーグ残留へ意気込みを語った。

ニュージーランドのW杯優勝の余韻が残った中で開幕を迎える今季は、そのニュージーランド代表のCTBマア・ノヌーがリコーブラックラムズに移籍したのをはじめ、W杯出場選手が各チームに新加入した。昨季下位に沈んだチームも世界トップクラスの選手が加入したことで、上位陣との実力差が縮まりハイレベルな試合が期待される。

トップリーグは来年2月まで総当たりでリーグ戦を行い、上位4チームがプレーオフに進出。下位2チームが下部リーグに自動降格し、11位、12位が入れ替え戦に回る。プレーオフトーナメントは2月18日(土)から始まる。

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