「クラインガルテン」で田舎に“ゆる移住”! 滞在型市民農園の魅力

2015.10.11 10:30

最近、都会的で人工的なものから一定の距離をおき、田舎的で自然的なものに関心を示す人が増えつつあります。そんな田舎好きにオススメなのがドイツで盛んな“ゆる移住”の仕組み。なんと年間40万円で、田舎暮らしの実現が可能なのです。

小林聡美×もたいまさこ×群ようこの“ゆるふわ”な世界観がこの冬復活。

映画『かもめ食堂』やドラマ『パンとスープとネコ日和』などで人気を集める3人組が、今年12月スタート『ドラマW 山のトムさん』(WOWOW)に出演することが明らかになりました。

同作は、東京で暮らすハナ(小林)が友人トキ(市川実日子)らと共に始めた、田舎生活の姿を追うもの。毎日、畑仕事にはげむ彼女たちが悩むのはネズミ被害。そこで、新しい家族としてネコのトムを迎えるのですが、なかなかやんちゃなトムに右往左往。そんな田舎での慌ただしくも楽しい生活を描いています。

このドラマのように、いつかは“田舎暮らし”と考えている女性にとっては、友人らと楽しそうに過ごす同作は見応えあるのではないでしょうか。数十年後の自分たちの姿を重ねて鑑賞するのも良いかもしれません。何せ、最近、都会的で人工的なものから一定の距離をおき、田舎的で自然的なものに関心を示す人が増えつつあるのですから。

TOKIOが田舎暮らしを体験するテレビ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』のダッシュ村の人気は言わずもがな。また、タレントの高木美保さんは実際に田舎暮らしをしながら仕事を続けており、ギャル社長藤田志穂さんは、農業をするギャルとして「ノギャルプロジェクト」を立ち上げました。

実際の生活者からすると、田舎での生活はそう簡単ではないといった声もありますが、それでも、田舎に関心を示す人は多くなる傾向があります。今回は、書籍『多縁社会―自分で選んだ縁で生きていく。』を参考に、昨今の田舎ブームをみていきましょう。

まず、いま注目されているのが「2地域居住」。2005年に国土交通省の研究会が発表した言葉で、観光客などの「交流人口」と居住者の「定住人口」の中間的なものとしています。

「都市住民が、本人や家族のニーズに応じて、多様なライフスタイルを実現するための手段の一つとして、農山漁村などの同一地域において、中間期(13カ月程度)、定期的・反復的に滞在することなどにより、当該地域社会と一定の関係を持ちつつ、都市の住居に加えた生活拠点を持つこと」とされています。

また、同研究会の都市住民へのアンケートと将来推計人口をもとにした大胆な仮定によると、この「2地域居住」を実行している人は、2005年の時点で約100万人(都市人口比:2.5%)おり、5年後の2020年には約680万人(同17%)に増えるとされています。また、2030年には、約1080万人(同29%)になると予測。それなりの人数がいることがわかりますね。

田舎暮らしは今後も注目を集め、実際にそこで生活をする人(2地域居住含む)も増加しそうな気がします。定年退職を迎えたあかつきには、ゆっくり自然に囲まれて過ごしたいものですね。

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