ビックロでUPQの全商品を販売、SIMフリースマホは150店舗で取扱

2015.10.8 20:13配信
ビックロの1FでUPQ全商品の特設コーナーを10月末まで設置。その後も各フロアで販売する。UPQの中澤優子CEO代表取締役とビックロ ビックカメラ新宿東口店の川崎義勝店長

ビックカメラは10月8日、30歳の女性起業家がわずか2か月で家電製品の企画から販売まで立ち上げて話題のUPQ(アップ・キュー)のSIMロックフリースマートフォン(スマホ)「UPQ Phone A01」を、ビックカメラ新宿東口店(ビックロ)などグループ150店舗で販売を開始した。ビックロでは、スマホだけでなくUPQの17機種、23製品のすべてを販売する。

●30歳で会社設立、2か月で17機種、24製品を企画、製造、販売

UPQの中澤優子CEO代表取締役は、カシオ計算機で5年勤めて2012年3月に退職し、わずか1か月後の4月に秋葉原にカフェを開業。現在もケーキやパンケーキなどの商品企画から製造、経営に携わる。

そのかたわら、2015年7月に30歳でUPQを設立。8月6日に「生活にアクセントと遊び心を。」をコンセプトにした家電製品や家具など17機種、24製品の商品を発表。企画から製造、販売までわずか2か月の「爆速」で立ち上げて話題になった。

これまではDMM.make Storeやカルチュア・コンビニエンス・クラブの「二子玉川 蔦屋家電 ヤフー店」などオンラインでの販売が中心だったが、リアル店舗のビックカメラでも販売を開始する。

●量を追うブランドではない

中澤CEOは、「商品を発表した8月6日に、ビックカメラさんから連絡をいただいた。まさか家電量販店で扱ってもらえるとは思ってもいなかった。当初予定の500%の勢いで生産台数が増えているが、量を追うという発想ではなく、店頭に行ってUPQの商品がみてみたいという存在になっていきたい」と語る。

「UPQ Phone A01」では出荷後に「技術基準適合認定」の認証が未発行が分かり、初期出荷分の回収などのトラブルに見舞われたが、「それでもビックカメラさんのチャレンジする社風なのか、ベンチャーの私どもを応援してくださって、今日を迎えることができた」と感謝を述べた。

ビックロでの展示コーナーは、1階フロア奥のエスカレーターの横。ファッションセンスに敏感な若者でにぎわう新宿東口の多く来店客の目のとまる「一等地」だ。10月末までの1か月間展示する。もちろん、その後も各商品フロアで扱っていく。

UPQの売り場に並ぶ主な商品は次の通り。SIMロックフリースマホ「UPQ Phone A01」(税抜メーカー希望小売価格1万4500円)やBluetooth対応のワイヤレススピーカー「Q-music BS01R/M」(2万2500円)、50型4Kディスプレイ「Q-display 4K50」(7万5000円)、カナル型イヤホン「Q-music QE80/BG」(2万4600円)、「Q-music QE50/BG」(9500円)、「Q-music QE10/BK」(5500円)、卵型デザインのリラックスチェアQ-home ISU2(8万3000円)、ガラス製の透明なキーボード「Q-gadget KB01」(1万7500円)、モバイルバッテリー搭載のスーツケース「UPQ Bag TR01」(2万9000円)など。

いずれもブルーとグリーンの中間色をあしらった「blue×green(ブルー・バイ・グリーン)」のカラーで統一しているのが特徴だ。

ビックロ ビックカメラ新宿東口店の川崎義勝店長は「すべての商品に電源が入っているので、最先端トレンドのUPQ製品を流行に敏感なお客様や訪日外国人旅行者など多くの方に体感していただいきたい」と力が入る。

売り場づくりは徹夜で行われたというが、ビックカメラにとっては話題性のあるUPQ商品の展示で顧客の来店をうながす狙いがある。

「UPQ Phone A01」の取扱店は、ビックカメラの36店舗、コジマの102店舗、ソフマップの12店舗。インターネット通販のビックカメラ.com、コジマネット、ソフマップ・ドットコムでも注文を受け付ける。UPQ製品は、ビックロのほかビックカメラ.comでも注文を受け付ける。(BCNランキング 細田立圭志)

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