(前列左から)平方元基、凰稀かなめ、松本零士氏、中川晃教、松下由樹、(後列左から)お宮の松、美山加恋、木下晴香、前山剛久、矢沢洋子

 銀河鉄道999 劇場版公開40周年記念作品 舞台「『銀河鉄道 999』さよならメーテル~僕の永遠」の公開舞台稽古&囲み取材が20日、東京都内で行われ、出演者の中川晃教、凰稀かなめ、木下晴香、松下由樹、原作・総監修の松本零士氏ほかが登場した。

 2018年に上演した舞台「『銀河鉄道 999』~GALAXY OPERA~」のその後を描く本作は、星野鉄郎と最後の敵との対決やメーテルとの別れを描く。

 主人公の鉄郎を演じる中川は「この作品は夢と希望が詰まっています。私たちは、つい最近“ブラックホール”を目で確認できる奇跡的な瞬間を迎えました。ブラックホールを目で見て感じながらこの作品に携わることができたことは運命だと思います。体中が熱くなっています」と思いを語った。

 松本氏も、ブラックホールの撮影に成功したニュースについて「ブラックホールは少年の頃からの夢だったので、実際に見て驚きました。タイムマシーンで旅をしているような気持ちです。これからはもっとリアルに描けるので、これからも頑張らないといけない」と話した。

 一方、漫画家のモンキー・パンチさんと小池一夫さんが今月相次いで亡くなったことについて、松本氏は「同年代ですからね。同じ体験をしている世代で、みんな頑張れって一緒にやってきて、それが1人、2人…と減ってきているのが寂しいです。また会えるぞと信じいます」と悼んだ。

 舞台は20日~29日、都内・明治座ほかで上演。

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