どうなる? V・プレミアリーグ女子【前編】

2015.10.9 20:00配信
古賀紗理那(NECレッドロケッツ) 古賀紗理那(NECレッドロケッツ)

10年ぶりに栄光に輝いたNECが初の連覇を達成するのか、レギュラーラウンド、ファイナル6でトップを走りながら3連覇を逃した久光製薬がリベンジを果たすのか。はたまた、ファイナルステージへ進出した上尾、岡山、日立、東レが一気に頂点へ駆け上がるのか、V・チャレンジマッチ(入れ替え戦)に回ったデンソー、トヨタ車体の巻き返しはあるのか。『2015/16 V・プレミアリーグ女子』が10月17日(土)・18日(日)・東京体育館で開幕を迎える。

『2015/16 V・プレミアリーグ女子』チケット情報

新たな開催方式となって2年目の『2015/16 V・プレミアリーグ女子』は、スリリングな展開が予想される。今季も8チームによる3回戦総当り方式のV・レギュラーラウンドを行い、上位6チームがファイナル6に進み、下位2チームはV・チャレンジリーグⅠとの入れ替え戦に回る。1回戦総当りのファイナル6の1位はファイナルへ進み、2位と3位はファイナル3でファイナル進出を競うのだ。

久光製薬がレギュラーラウンドを17勝4敗で独走し、ファイナル6も全勝で駆け抜けながら、一発勝負のファイナルでNECに3-1で屈した悲劇も記憶に新しいことだろう。

レギュラーラウンドのポイント制もゲームをより白熱させる。3-0・3-1の勝利は3点、フルセットの末の勝利だと2点、逆にフルセットの負けでも1点が付与される。選手たちの1セット・1点にかける思いは、より強くなるのだ。

今季の展望をしてみたい。V2を狙うNECは、シーズンを通して波をなくしたいところ。レギュラーラウンドでは2位ながら1位・久光製薬、3位・岡山、4位・上尾、5位・東レにいずれも1勝2敗と負け越した。MVPの近江あかりをはじめ、大黒柱の島村春世、全チームが獲得に乗り出した全日本の若きエース・古賀紗理那、ベスト6を受賞したセッター・山口かなめ、ベストリベロ賞を獲得した岩崎紗也加らタレントは揃う。島村主将は「連覇へ向けてスタートダッシュをしたい」と今季はシーズン通しての安定した戦いを誓う。

久光製薬は、中田久美監督がポイントに挙げるように「昨季の悔しさをいかに経験と生かせるか」が鍵だ。チームの総合力では、V・プレミアリーグ随一だ。ベスト6に選ばれた新鍋理沙と長岡望悠、石井優希が今季も得点源だ。ウイングスパイカーにはフランスリーグなどで活躍したボカン・タチアナ、経験豊富なセッター・栄絵里香が新加入した。チームを支えるのはリベロにして主将の座安琴希である。座安は安定したプレーとメンタルの強さでチームを引っ張る。

V・プレミア昇格1年目にして3位と躍進した上尾に油断はない。吉田敏明監督は「まだ我々は新入幕の若造、赤ちゃん」と気を引き締める。指揮官はレギュラーラウンドでブロック決定率1位となったブロックのさらなる向上、攻撃力アップに取り組む。ブロック賞を獲得した荒木絵里香、サーブ賞に選ばれたマーフィー・ケリーが今季も得点をもたらす。ケガから復帰した吉村志穂の存在も明るい話題だ。攻撃を司る土田望未がアタッカーを得点に導く。後編へ続く。

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