12月18日に日本で公開される映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を待ちわびているファンに朗報だ。日本HPは10月14日、15.6インチのWindows 10 Home搭載ノートPC「Star Wars Special Edition Notebook」を国内1000台の限定で同日発売すると発表した。

オンラインの「HP Directplus」では10月14日午後から、税別の「HP Directplus」価格11万9800円で販売を開始。量販店では11月下旬から同12万円前後で販売を開始する。国内1000台の限定発売としているが、「HP Directplus」と量販店の販売台数の比率は公表していない。

●ダース・ベイダーやストーム・トルーパーのデザイン

全体のデザインは、激しい戦いを彷彿とさせるマットペイント仕上げの「バトル・ダメージパターン」で統一。トップカバーにダース・ベイダー、パームレストに銀河帝国軍の機動歩兵、ストーム・トルーパーをあしらった。

ストーム・トルーパーの近くには銀河標準語「オーラベッシュ」の文字が刻印され、「Galactic Empire(銀河帝国)」の意味が書かれている。フォントライブラリーには、オーラベッシュ・フォントが収録されており、銀河標準語文字でのタイピングもできるとあって、遊び心に満ちている。

タッチパッド周辺には、銀河帝国の宇宙要塞デス・スターをデザイン。タッチパッドはX-Wingスター・ファイターガイダンスシステム上のデス・スターの赤道溝をイメージしている。真紅色に光るバックライトキーボードは、シスのライトセーバーが連想される。

化粧箱はシスのデザインになっており、それそのものがコレクションになるように、配送時、外箱に入って届ける。PCを支える箱の中の緩衝剤も1000台限定モデルとかけて、量産型のTIE(Twin Lon Engine)ファイターではなく、ベイダー卿専用機にするなど、マニアを唸らすこだわりようだ。

●通知音にR2-D2の電子音

特別モデルならではの仕様として、スター・ウォーズの世界観に没入できる仕掛けも随所に散りばめられている。壁紙はその日の気分によって、10種類、346枚から選べる。デバイスの接続や切断、新着メールなど12種類の通知音も、R2-D2の電子音など8種類のテーマから設定できる。

ギャラリーには、構想段階のクリエーターの手による絵コンテやイラストアート、撮影時の風景、舞台裏、撮影オフショット、秘蔵写真など合計651枚を収録。時間を忘れて、壮大な物語のなかに没入できる。

銀河帝国デザインの「Star Wars Special Edition ワイヤレスマウス」(HP Directplus価格で税別4900円)や「Star Wars Special Edition スリーブケース」(同4900円)など、アクセサリーにもこだわった。両商品は11月以降に発売する。

フォースのパワーが凝縮されたパワフルなパフォーマンスにも注目。ディスプレイは15.6インチの非光沢フルHD(1920×1080)を採用。CPUは省電力性とパフォーマンスを両立する第6世代のインテルCore i5-6200Uプロセッサー、グラフィックスは滑らかな描画性能を実現するNVIDIA GeForce 940Mグラフィックス。大容量の8GBのメモリーと1TBのHDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載。ワイヤレスLANは、IEEE802.11 a/b/g/n/acとBluetooth4.0を搭載している。(BCNランキング 細田立圭志)