ギャリック・オールソン (c)Paul Body ギャリック・オールソン (c)Paul Body

アメリカを代表するピアニスト、ギャリック・オールソンが、24年ぶりとなる来日リサイタルを5月に東京と愛知で開催する。

「ギャリック・オールソン」の公演情報

1970年のショパン国際ピアノ・コンクールでアメリカ人初の優勝(第2位は内田光子)の栄冠に輝いたギャリック・オールソン。カーネギーホール(NY)やウィグモアホール(ロンドン)などの名門ホールでのリサイタルや、全米の名門オーケストラとの共演を重ねるほか、CDも数多くリリース。2008年には「ベートーヴェン・ソナタ全集・第3巻」がグラミー賞を獲得するなど、世界的ピアニストとして活躍中だ。

近年では、NHK交響楽団など日本のオーケストラとの共演で数回来日しているが、日本での本格的なリサイタルは、1988年以来、実に24年ぶり。しかも開催地は東京・愛知のみだ。スケールの大きな堂々たる演奏、卓越したテクニック、作品の核心に迫る巨匠のピアニズムを堪能できる、ファンにとってはまさに垂涎の機会となる。

ギャリック・オールソン ピアノ・リサイタルは、5月14日(月)に武蔵野市民文化会館(完売)、5月15日(火)に愛知県芸術劇場コンサートホールで開催。愛知公演のチケットは発売中。

■ギャリック・オールソン ピアノ・リサイタル

■NHK交響楽団 第1727回定期公演 Aプログラム
[日時]5月12日(土)18:00開演/5月13日(日)15:00開演
[会場]NHKホール
[プログラム]
オネゲル:交響詩「夏の牧歌」
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 へ短調 作品21 (ピアノ:ギャリック・オールソン)
デュリュフレ:レクイエム 作品9