“伝説のモデル”山口小夜子の素顔とは? ドキュメンタリー映画でその人生の謎に迫る

2015.10.15 21:31配信
(c)株式会社資生堂 京紅 ポスター 「かざらない唇ほど美しい。」 モデル 山口小夜子 撮影 横須賀功光

 世界中の人々に“東洋の神秘”と称賛された伝説のモデル・山口小夜子のドキュメンタリー映画『氷の花火 山口小夜子』が31日から公開される。

 生前、山口と交友のあった松本貴子監督が、彼女と親交のあった人々の証言を集め、残された貴重な映像に触れながら「山口小夜子」の生涯を追う。

 杉野学園ドレスメーカー女学院卒。1971年にプロモデルとしてデビューし、70年代にパリ・コレクションやニューヨーク・コレクションに参加した。ファッションデザイナーの高田賢三氏や山本寛斎氏のショーに登場し、おかっぱ頭に切れ長の目という東洋的な風ぼうが注目を集めた。フランス人クリエイターのセルジュ・ルタンス氏によって資生堂の広告塔に抜てきされたほか、米ニューズウィーク誌の「世界の6人のトップモデル」に選ばれ、欧米ファッション界で活躍する日本人女性モデルの先駆けとなった。

 2007年に、急性肺炎のため57歳で死去。山口小夜子没後8年となる今年、彼女が愛した膨大な数の服やアクセサリー等の遺品が本作で初めて“開封”される。

 人々の賞賛を浴びながらも、その人生は多くの謎に包まれていた「山口小夜子」。どうして彼女は、モデルの道に進むことになったのか。トップモデルとしての苦悩とは―。

 後年はモデルとしてだけでなく、表現者として、映画、演劇、ダンスパフォーマンス、衣装デザインといった多彩なジャンルにも進出。時代の最先端に居続ける努力を惜しみなく続け、妥協を許さなかった彼女はどこを目指していたのだろうか。

 そんな今まで触れることのできなかった「山口小夜子」にそっと近づく本作。松本監督は「映画は“山口小夜子という宝箱”を開けていくような思いで作った。その宝箱が多くの方々の記憶に残ることを願って…」と語っている。

 映画は31日からシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー。

[caption id="attachment_1020152" align="aligncenter" width="300"] (c)KAZUO OHISHI
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