『偏食』の子、幼稚園ではどうしてる? 現役園長が応える“年齢別”の対応

2015.10.17 10:30

好き嫌いのある子ども。無理やり食べさせることは、逆効果だとわかっていても、ついつい声が大きくなってしまったりしていませんか? 茨城県「ともべ幼稚園」の園長が、幼稚園の現場で、実際に行っている対処の仕方を年齢別にご紹介します。

保護者の皆さんにとって、食べ物の好き嫌いは気になることのひとつですよね。

無理やり食べさせることは、逆効果だとわかっていても、ついつい声が大きくなってしまったりしていませんか?

幼稚園の現場で、私たちが実際に行っている対処の仕方を年齢別にご紹介します。ご家庭での参考にしてみてください。

年少さんへの対応

まず大切なことは、「食」に対する興味を持たせるということです。食べることの大切さ、一つ一つの食材についてなどを伝えていきます。

そのためには、絵本やエプロンシアター、紙芝居などを使います。
そして、「ニンジンを食べると、元気になるんだって。風邪もひかないようになるかもね。」というように、わかりやすい言葉をかけていきます。
詳しい説明ではなく、ざっくりした内容で十分です。

無理に食べさせることは、子どもにとってストレスになります。
より一層その食材を嫌いになる原因にもなりますので、注意してください。

苦手な食材を、少しでも口にしたら、クラス全体で拍手をしたり、ほめたりします。
そうすると、みんなから拍手をしてほしくて、苦手な食材に挑戦する子も出てきます。

年少の場合、同じテーブルの子が食べているとつられて食べるなど、他の子どもかからの影響もあります。

年中さんへの対応

年中に対しても、年少同様、絵本や紙芝居などをつかって、視覚から入っていきます。
教師が実際においしそうに食べているところを見せます。
すこし、大げさにしてみたりします。

そして、「ほんの少しでいいから、食べてみよう」とか、「食べなくてもいいから、舐めてみよう」など、無理のない程度に声掛けをして、その食材を体験させます。

ほんの少しでも食べられたら、「すごーい!食べられたじゃない!!」とほめてあげます。
ご家庭にもそのことを伝えて、苦手なことを克服した体験を喜びます。

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