オムロン、進化した卓球ロボット。返球予測機能を追加

2015.10.16 19:31配信
卓球ロボット

オムロンは、10月7~10日に幕張メッセで開催したIT・エレクトロニクスの展示会「CEATEC JAPAN 2015」で、卓球ロボットを2年連続で出品し、来場者の注目を集めた。

卓球ロボットは、人が打ったボールをセンシング(計測・判別)し、ボールを打ち返す。2015年版は、ボールの位置認識、軌道測定、ラケット制御、返球方向表示の四つが進化した。

マシン上部に内蔵した2台のカメラで、人が打ったボールの三次元位置や速度を捉え、その曲がり方や減速の度合いから回転速度を計測しる。空気抵抗やボールに揚力が働く現象「マグヌス効果」の分析など、毎秒80回も計算し、この先ボールがどのように動くのか予測できる。

算出した軌道予測に基づいてロボットにとって最も打ちやすいポイントを考えてラケットの角度、中心点が通過するポイント、タイミングを決定し、五つの軸をもつモーターの動作を制御してボールを打ち返す。

ロボットが打ち返すボールの方向や着地位置を卓球台上に表示し、人が打ち返しやすくすることで、ラリーを続けやすくもした。卓球ロボットの進化についてオムロンの担当者は、「卓球ロボットは人に寄り添う、から、支援するに進化した。打ち返すコースを卓球台に表示することで、卓球が苦手な人でも待ち構えて打つことができるので、トレーニングなどにも役立つ。コーチングロボットとして人の能力を引き出してくれる」と、進化の度合いを語った。

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