(左から)原恵一監督、麻生久美子、松岡茉優、杏、市村正親、milet

 映画『バースデー・ワンダーランド』の公開初日舞台あいさつが26日、東京都内で行われ、声優を務めた松岡茉優、杏、麻生久美子、市村正親、原恵一監督とイメージソング、挿入歌を担当したがmiletが登壇した。

 本作は、自分に自信のない少女アカネが、不思議な世界“ワンダーランド”で繰り広げる冒険を描いた長編アニメーション。

 主人公のアカネを演じた松岡は「この映画の一番好きなところは、一人一人、自由な感性を持っていいと教えてくれるところ。素晴らしいと思うのも、これは違うと思うのも自由。自分を肯定してくれるような映画だと思います」とアピール。

 また「大人の方にこそ見てほしい。この映画から自分を大事にする勇気をもらってほしいと思います」と笑顔で呼び掛けた。

 この日は、元号が間もなく「令和」に変わることにちなみ「新しい時代に挑戦したいこと」をそれぞれが発表した。

 杏は「最近どうしても携帯で写真を撮ることが多いのですが、ちゃんとしたカメラを持って撮る機会も増やしたいと思います」と回答。

 「子どもも3歳で動きが素早くなってきた。(携帯だと)追い切れなくてブレちゃうので…」と、“ママの顔”を見せた。

 麻生は「肉体改造。そういうイメージが(私には)ないと思うのですが、ちょっと鍛えて、今までなったことのない体になってみたいですね」とコメント。

 松岡が「ムキムキボディーということですか?」と突っ込むと、「ムキムキまでいかないけど、ちょっと筋肉がほしいです」と笑った。

 市村は「昭和、平成、そして今度は令和を迎えるわけですが、どこまでこの肉体で仕事ができるか…。今年古希を迎えたので、ますますみんなに“こき使って”もらえるよう頑張ります」と駄じゃれを交えて、抱負を語った。