気になる人とのデートは、男性だってドキドキするもの。

「楽しんでもらうぞ!」と意気込んで出かけてみたけれど、しっかりエスコートできずに慌ててしまったり、ハプニングをうまく乗り切れずに落ち込んでしまったり。

緊張すると、普段できることも頭が回らなくなるのが男性の実態です。

男性が「こんなハズじゃなかったのに」と思ったデートでの失敗には、どんなものがあるのでしょうか。

1. 待ち合わせたときに失言…

「ずっと好きだった女友達がいて、思い切って映画に誘ったときのこと。

ふたりで出かけるのは初めてで、あっちはどんな気持ちだろう、と思いながら待ち合わせ場所に向かったら、普段より可愛い姿の彼女がいてテンションが上がってしまい……。

本当は『すごく可愛いよ』って言いたかったのに、出た言葉は『何でそんな女らしいカッコなの』で、彼女の顔色が変わったのを見たときに失敗したなと思いました。

もちろんその日は最後まで彼女が心から笑う顔を見ることはなくて、大反省でした」(27歳/美容師)

こちらの例は、男性にはあるあるかもしれませんね。

自分のために可愛らしい姿で来てくれた、と思っても素直に受け止めるのは照れくさいですが、女性からすれば頑張った自分を笑われたら、やはりショックは大きいものです。

会った最初でこの言葉では、機嫌が直るはずもなく……。

2. カウンター席じゃダメなの?

「合コンで知り合った女性。趣味が合うのでふたりでゆっくり話したいなと思い、デートに誘いました。

ふたりで会ってもやっぱり楽しいし盛り上がるし、いい子だなと思いながら連れていったレストランでのこと。

雑誌か何かで『カウンター席で隣に座って距離を縮めろ』って読んだことがあったので、彼女をカウンターに誘ったら『話がしづらくない?』と言われてびっくりしました。

彼女が先を歩いてテーブル席に移動したときは、正直こんな俺ってすごくダサいと思いましたね」(25歳/販売)

確かに、カウンター席は正面から向き合わないぶん、リラックスできるしふたりの距離も近くなりますが、最初の食事ではきちんとテーブル席で食べるほうが会話はしやすいといえます。

良かれと思ったのに女性のほうからツッコまれてしまったら、確かに恥ずかしいかも。

3. 友達と会って話し込んでしまった

「ジムで仲のいい女性がいて、その日はたまたま帰りが一緒になったので食事に行くことになりました。

ラッキー! と思いながらレストランに入ったら、偶然昔の知り合いにばったり。

懐かしくて思わず話し込んでしまい、気がつけば彼女は席に座ってひとりで水を飲んでいる状態で、慌てて戻りました。

平謝りしたけど、不機嫌そうな彼女との食事はまったく盛り上がらず、つらかった……」(30歳/自営業)

せっかくふたりで食事に来ているのに、放っておかれるのは誰でもいい気はしませんよね。知り合いに遭遇したとしても、一緒にいる人のことを優先するのがマナーです。

この女性とは、結局これきり親しくなる機会はなかったそうで、チャンスを逃すのはもったいないですね。