超新星ゴニル
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――11月の大阪公演は、4度目の『RUN TO YOU』日本公演となります。公演が決まったときはどんなお気持ちでしたか?

グァンス「すごくうれしいです。ただ、この前の3度目の公演が最後だと思って100%がんばってやりきったので、“もう一度やります!”ということになって、うれしい半面、かなりプレッシャーも感じています。今回もまた観に来てくださるお客さんは、新しいことを楽しみにしていると思うので、その気持ちにちゃんと応えられるようにプレッシャーを乗り越えてがんばりたいです」

ゴニル「関西のミルキーウェイ(超新星ファンの総称)のみなさんから“大阪でも『RUN TO YOU』をやってほしい”という要望がとても多かったので、みなさんに会いにいける、そのオファーに答えられることになって、とてもうれしいです」

――『RUN TO YOU』の“音楽”の魅力と“ドラマ”としての魅力をお聞かせください。

グァンス「10年以上前、僕たちが小学生の頃からDJ DOC先輩はすごく有名なアーティストでした。そんなDJ DOC先輩の名曲で作られたこのミュージカルのセットリストは耳で楽しめて、目でも楽しめる音楽だと思います。いろんなテイストの曲があって、それぞれのシーンに入る音楽が劇の内容とぴったり合っているんです。韓国でもそのイメージが強いのですが、特に歌詞がすごくいいんですよ。すべての曲に誰もが共感できるという魅力があると思います。ドラマ的には、家族への愛、恋人への愛、そして仲間との友情とか、20代に誰もが経験しそうな気持ちが2幕の1時間の中に入っています。いろいろな感情が込められたドラマが観られるところがこの作品ならではの魅力じゃないかなと思っています」

ゴニル「音楽のジャンルはHIP HOPですが、90年代の曲なので、韓国の文化というか当時の韓国の感性を感じられる曲が多いところがいいと思います。逆に、ドラマは時代と関係なく、20代の情熱を感じられるシーンが多いし、流れが早くてテンポ感のいいストーリーなので、音楽とドラマの両方でいろいろな魅力を感じられる作品だと思います」

――2012年から『RUN TO YOU』に出演してきて、どういう面が成長したと思いますか?

ゴニル「音楽に関してはメロディや歌詞、歌い方が決まっているので、どちらかと言うと、演技のほうが成長したかなと思います。演技というものは、もちろんレッスンを受けたりすることも大切ですが、いろいろな経験を通して人間的に成長しなければ感情を表現できないので。この3年間で、自分が男として成長できたと僕たちふたりふたりとも強く信じているので、それがジェミンを演じるときに自然に出てきているんじゃないかなと思います」

グァンス「最初は歌うときやダンスをするときに、多分“超新星のグァンス”だったと思うんです。でも、いつの間にか、その歌やダンスの中にも、歌詞と作品の流れとして、ジェミンとして歌って、ジェミンとして踊ることができるようになったんじゃないかなと思うし、芝居は昔よりは僕がいちばん大事に思っていた、ジェミンの隠れた痛みとか、演出家さんがジェミンを通して観客のみなさんに伝えたいこと、細かいところを以前に比べると表現できるようになったと思います」

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