『キャロル』(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESER

第25回ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワードのノミネーションが発表された。

その他の情報

最多ノミネーションを受けたのは、ベルリン映画祭で高い評価を得たマリエル・ヘラー監督の『The Diary of Teenage Girl』(4部門)。続いて、カンヌ映画祭でプレミアされたトッド・ハインズ監督の『キャロル』と、全編iPhoneで撮影したショーン・ベイカー監督の『Tangerine』が3部門で候補入りした。

作品部門では、この3作品のほかに、トロント映画祭などで絶賛されたトム・マッカーシー監督の『Spotlight』と『Heaven Knows What』が候補入りしている。

男優部門の候補は、クリストファー・アボット(『James White』)、ケビン・コリガン(『Result』)、ポール・ダノ(『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』)、ピーター・サースガード(『Experimenter』)、マイケル・シャノン(『99 Homes』)。

女優部門の候補は、ケイト・ブランシェット(『キャロル』)、ブライス・ダンナー(『I’ll See You in My Dreams』)、ブリー・ラーソン(『Room』)、ベル・ポーリー(『The Diary of Teenage Girl』)、リリー・トムリン(『Grandma』)、クリステン・ウィグ(『Welcome to Me』)。

また、今年、ノミネーション委員会は、『Spotlight』のキャストに、特別にアンサンブル賞を与えている。授賞式は11月30日に行われる。

文:猿渡由紀