その4:妻より家事が上手くなってはいけない

イクメンがどんなにがんばっても、家事や育児のプロになるわけではありません。妻よりも家事が上手になる必要はありません。

よく、自分が気に入った家事については時間をかけて徹底的にこなすパパがいますが、ママからすれば時間のかけすぎでむしろ低評価になったりします。

それに、今までまったくしていなかった家事で、あなたのほうが短期間でスキルが上になったら妻に嫉妬されてしまいます(まず無理ですが)。

妻よりも上手くなることより、もっと「広く、うすく」いろんな家事を手伝うことを考えてみましょう。そのほうが家事の分担として大事なことです。

その5:「母」であるが「恋人」でもあることを忘れるな

今まであなたの恋人であった妻が、子どもが育つとともに「母親」になっていく姿はとても感動的です。

しかし、あなたの「恋人」としての妻を消してしまわないようにしてください。子どもの前では「おかあさん」と呼ぶことが増えますが、二人きりの瞬間には、互いに大切なパートナーであることを忘れないようにしましょう。

時々でいいので、「母」としてではなく「恋人」としてプレゼントできるといですね。

その6:子と遊ぶのはイクメンではない

イクメンというのは子どもの遊び相手になることだ、と思ったら大間違いです。それは育児に関わる楽しいところだけ取っているようなものです。

むしろ、イクメンは自分が家事を担当して、妻がゆっくり子どもと遊ぶ時間を作ってあげるべきです。子どもの遊び相手をしながら、ママが夕ご飯を作っているのを待つのではなく、自分が夕ご飯作りをして、ママは休憩しながら子どもと遊ぶのです。

子育て中は家事は減るどころか増えます。育児よりも家事でどう関われるかが、イクメンの真骨頂だと思います。深夜に洗濯物を回して干す、というような地味な作業こそイクメン男子が手伝うといいでしょう。