ジャニー喜多川氏が作、構成、演出を手掛ける舞台「ジャニーズ・ワールド」の制作発表が行われ、出演者でSexy Zoneの佐藤勝利、中島健人、A.B.C-Zの橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一、ジャニーズJr.でMr.KINGの平野紫耀、永瀬廉、高橋海人、SixTONESのジェシー、京本大我、松村北斗、森本慎太郎、田中樹、高地優吾、SnowManの岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平、HiHi Jetの橋本涼、井上瑞稀が出席した。

 本作は、ジャニー氏が「最も多くのショーを創り上げた人物」などのギネス世界記録に認定された記念作品として2012年にスタートしたエンターテインメントショー。今回は年をまたぎ、2カ月のロングラン公演となる。

 会見では、サプライズ演出として出演者によるパフォーマンスが行われた。ジャニーズJr.のMr.KINGがボールを使ったイリュージョンとバトンを、SixTONESがダブルダッチ、SnowManがフリースタイルバスケ、HiHi Jetがローラースケートとバトンをなど次々に披露し、会場からは大きな歓声が上がった。

 佐藤は「この舞台で伝えたいことは平和の大切さ。僕がトップを務めていますが、全キャストが主役だと思って臨んでいます。それは、全世界の人々が主役であるという意味も込めています。日本の平和の良さを伝えたい」とあいさつ。

 中島は「『ジャニーズ・ワールド』は楽しい舞台で毎日がスペシャル。舞台の先に何があるのか? 僕はLOVEがあると思っていますが、そこにも注目していただけたら」とちゃめっ気たっぷりに語った。

 「テーマは吸収力。日々成長していきたい」と平野が語れば、永瀬も「3人で『ジャニーズ・ワールド』という名に恥じないパフォーマンスをしたい」と気合十分。高橋も「1年の集大成として頑張ってきた全てをぶつけたい。気合十分です!」とコメントした。

 ジェシーは「グループとして帝劇の舞台に立つのは初めて。ジャニーズJr.も先輩の背中を見て頑張っていきたい」と語った。

 A.B.C-Zは初演から4年連続の出演。河合は「長老みたいに言うのはやめてください。まだまだフレッシュですよ!」と笑わせつつ、「いろんな出演者がいるお祭り騒ぎ。お客さんを楽しませていきたい」と貫禄のコメントを。橋本は「『ジャニーズ・ワールド』はジャニーさんが本当に大切にしている舞台。その気持ちを裏切らないようにしたい」と言い、「五関くんが一番年上だから、お年玉とかご飯にも連れて行ってくれるって!」と他のメンバーに呼び掛けると、笑い声が上がった。

 公演は12月11日~2016年1月27日、都内、帝国劇場で上演。