『エベレスト 3D』監督が語る映画づくりの信条

2015.10.26 20:19配信
バルタザール・コルマウクル監督

実話をもとにエベレスト登頂に挑む登山家たちのサバイバルを描いたスペクタクル超大作『エベレスト 3D』。ロケ地となったネパールの大震災復興支援を目的に10月26日に、都内でチャリティー試写会が実施され、来日中のバルタザール・コルマウクル監督が出席した。

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『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジェイソン・クラークをはじめ、ジェイク・ギレンホール、ジョシュ・ブローリン、サム・ワーシントン、キーラ・ナイトレイ、ロビン・ライトら豪華キャストが集結し、雄大な自然を背景にした極限の人間ドラマが展開する本作。コルマウクル監督は、「ハリウッドでしか実現しないスケールの大きさ、名優たちのアンサンブル、何より舞台がエベレストですから、私自身、監督のオファーを断る理由はなかった」と振り返る。

標高5000メートル超の現地ロケは、「寒さと高山病との戦い。映画の登場人物同様に、我々も常にギリギリの状態でした。でも、それは観客に自然の厳しさをリアルに実感してもらうため。監督としてチャレンジを忘れず、エベレストという題材に対し、正直かつフェアに向き合いたかった」と作り手としての強い信条を語った。それだけに「もし自分がその場にいたら…。そんなことを想像しながら、感覚を研ぎ澄ませて、何より暖かい服装でご覧ください(笑)」とアピールにも熱がこもった。

この日はエベレスト登頂を達成し、世界的にも活躍しているアルピニストの角谷道弘さん、登山番組への出演を機にプライベートでも日本中で登山を楽しむタレントの釈由美子が出席。「とにかくすべてがリアル。映画は20年ほど前の出来事を描いていますが、登山の装備なども当時のものを忠実に再現している」(角谷さん)、「先ほど監督がおっしゃった通り、とにかく寒いです! 映画を観ているのに、空気が薄くなる感じで、とにかく覚悟してご覧ください」(釈)と本作のリアリティに太鼓判を押した。

『エベレスト 3D』
11月6日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開

取材・文・写真:内田 涼

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