プラスワン・マーケティングは10月27日、新製品発表会「FREETEL World 2015」を開き、FREETELブランドで展開しているSIMフリーの新スマートフォン(スマホ)「priori3」と「極(KIWAMI)」を11月にそれぞれ発売すると発表した。また、来日外国人観光客向けのプリペイドSIMを2016年1月に発売すると発表した。

エントリーモデルの新端末priori3は、11月16日に予約を開始し、順次販売する。税別価格は1万2800円。前モデルpriori2に比べ、通信がLTEに対応しカメラの画素数が800万画素に高画素数化、Wi-FiはIEEE802.11 a/b/g/nに対応。「LTE対応で驚くほどのコストパフォーマンスを実現した」(増田薫 代表取締役社長)のが特徴だ。

フラッグシップモデルSAMURAIシリーズの新端末「極(KIWAMI)」は11月16日に予約を開始し、11月20日に発売。税別価格は3万9800円。背面に漆に金箔をあしらった受注生産の「極(KIWAMI)LIMITED EDITION 和柄」は税別5万9800円。スペックは2.0GHzオクタコアCPUに3GBのRAMと32GBのストレージを搭載。ディスプレイは6インチで2560×1440。リアカメラが2100万画素でフロントカメラが800万画素。3400mAhのバッテリーを搭載する。

来日外国人観光客向けのプリペイドSIMは、4種類を2016年1月に発売する。特定サービスのパケット通信料を無料にするのが特徴。ラインアップは「FREETEL SIM For WeChat」「FREETEL SIM For facebook」「FREETEL SIM For WhatsApp」「FREETEL SIM For Kakao Talk」で、それぞれ商品名に関したサービスのパケット通信料を無料とするもの。「L2接続の利点を生かしたサービスで、これ以外にもさまざまなサービスを展開していく」(増田社長)予定だ。

このほか、同社の海外展開として、11月からカンボジア、メキシコでFREETEL端末を販売すると発表した。

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