ラグビー日本代表・五郎丸歩選手

リュック・ベッソンが生んだ人気シリーズの最新作『トランスポーター イグニション』の大ヒット記念舞台あいさつが10月28日に、都内で行われ、ラグビーW杯の歴史的勝利で日本中のハートに火をつけた(=イグニッション)日本代表の五郎丸歩選手が来場した。映画PRイベントは初めての経験で「試合より緊張します」。それでも、シリーズの大ファンだといい「期待通り、面白い作品でした」と太鼓判を押した。

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誘拐された父親の命と引き換えに、謎の“依頼品”である美女3人を愛車に乗せた運び屋フランクの激闘をスリリングに描く本作。ラグビーの試合では、ボールをゴールに“送り届けている”五郎丸選手だけに、「どんな障害があっても、しっかり前だけを見て、目標に突き進む姿が共通している」と主人公のフランクに感情移入。試合中に見せる精神統一のポーズも話題だが、「ポーズそのものに意味はなく、自分なりのブレない時間を作るためにやっています」と自身の“ルール”を語った。

舞台あいさつには、日本版主題歌『IGNITION』を書き下ろしたEXILEのSHOKICHIが駆けつけ、五郎丸選手と対面。「心に突き刺さるものがありました」と五郎丸選手の活躍をたたえ、楽曲については「この超大作を盛り上げたいという一心で、映画から感じた“熱”を注入した」と自信を示した。一方、五郎丸選手は「映画にぴったりの曲。聞いたら帰りの車、飛ばしそう(笑)」と楽曲を絶賛した。

『トランスポーター イグニション』
公開中

取材・文・写真:内田 涼