(写真左より)浦和レッズ・オズワルド・オリヴァイラ監督、宇賀神友弥、日本サッカー協会・田嶋幸三会長、天皇杯実施委員会・須原清貴委員長

5月13日、『第99回天皇杯』開幕記者会見及び天皇杯返還式が行われた。2020年1月1日(水・祝)・国立競技場で日本一の称号をかけて戦いは予選を経て2619チームから88チームに絞られた。前回大会を制した浦和レッズからオズワルド・オリヴェイラ監督と決勝で右ボレーを決めた宇賀神友弥が登壇。次のように意気込みを語った。

【チケット情報はこちら】

「決勝であのような印象に残るシュートを決められて光栄。まさに時が止まったような瞬間を迎えられた。(2回戦で母校・流通経済大との対戦の可能性があるが)非常に怖いです。失うものがない相手は強い。相手に負けない強い気持ちで臨むことが大事」(宇賀神)
「まず最初に言いたいことは、宇賀神の重要なシーンはあのゴールだけではないということ。宇賀神は準決勝でも相手のシュートをゴールからかき出してくれた。スーパーゴールだけではなく、宇賀神は守備でも素晴らしい仕事をしてくれた。本日、天皇杯を返還しました。1月1日(水・祝)まで持っていてください。また取りに行きます」(オリヴェイラ監督)

6年ぶりの「元日・国立・決勝」、そして新国立競技場のスポーツイベントのこけら落としになることについて問われると、ふたりはこのように答えた。

「サッカーに携わるすべての選手が新国立のピッチに立ちたいと思っている。1月1日(水・祝)にカップを掲げる姿を想像している」(宇賀神)
「これまで『天皇杯』は3回優勝したが、それで十分だと思っていない。4度目の優勝を取りたい。新国立が舞台なので、その思いはより強い」(オリヴェイラ監督)

浦和が連覇を果たせば、最多優勝記録8回に並び、オリヴェイラ監督は指揮官として最多優勝記録の更新となる。記録に対するモチベーションを聞かれたふたりは以下のように答えた。

「歴史に残る偉業を達成したいと思っているので全力を尽くしたい」(宇賀神)
「記録を作る先駆者になること、そして歴史を作ることはどのクラブも目指すこと。もし達成できれば光栄」(オリヴェイラ監督)

『第99回天皇杯』のスケジュールは次の通り。
[1回戦]5月25日(土)・26日(日)
[2回戦]7月3日(水)・10日(水)
[3回戦] 8月14日(水)
[ラウンド16] 9月18日(水)
[準々決勝]10月23日(水)
[準決勝]12月21日(土)
[決勝]2020年1月1日(水・祝)・国立競技場

1回戦は全国各地にてキックオフ。J1・J2勢は2回戦から登場。チケット発売中。

「ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます