「加藤さん、事件です!!」と、テレビ番組『スッキリ!!』のリポーター・阿部裕二さんのような入りではありますが、いま、皆さんが大好きなスターバックスコーヒーがえらいことになっているそうです。

それは、スタバが“意識高い系”の人たちに支配されだしたのです。皆さんも一度は見たことはあるのではないでしょうか。ガラスの窓際にコーヒーを置き(ここまでは問題なし)、リュックから取り出したMacのパソコンを開き、傍らにはiPhoneを。

七三分け、眼鏡、ひげ、短パン、ニューバランスのシューズ……(他にも何かある気がする)といった同じような格好で何かに取り組んでいる方々。忘れてはいけません、若干の「ドヤ顔」も彼らの共通点。

いま、こういった“意識高い系”がスタバを占拠しているとTwitter上でもりあがっており、NAVERまとめにも登場。さらには、あえてスタバにて“意識高い系ごっこ”をする人もいるようです。今年、NHKドラマで放送された『その男、意識高い系。』の影響もあってか、「意識高い系」という言葉は随分と市民権を得た印象があります。

なんとなく男性だけが取りざたされている“意識高い系”ですが、もちろん女性にもこのタイプはいます。著名人と名刺交換をした、大きなプロジェクトを任された、とても良い自己啓発本を読んだ、残業中のレッドブルが効かない……といった仕事面の投稿から、海外旅行、豪華なレストランでの食事の写真などをSNSに次々とUPする女性。

決して意識が低くないその投稿の裏にあるのは“褒められたい願望”。その願望が透けて見えてしまうので、周囲からの評判があまり良くありません。

とはいえ、自分に置き換えて考えた時、少しくらいは誰かに褒めてもらいたいもの。ちょっと“意識高い系”な投稿をしたからって、そんなに目くじら立てて怒らなくても……と思ったりします。最近では、なにかと○○系男子、○○系女子と決められてしまう傾向がありますよね。

特に女性の場合は、キラキラ系女子、ゆるふわ系女子、バリキャリ女子、赤文字系女子、青文字系女子、カープ女子、こじらせ系女子、プ女子、肉食系女子、干物系女子……など、数え上げるとキリがありません。あなたも実際に何かしらの“女子”にカテゴライズされているのでは。

ちょっと細分化され過ぎではと思うのですが、ご自身がそう思っていなくても周囲のイメージで勝手に○○女子になってしまい、また、そのイメージに自身がしばられることもあるので、困りもの。そんなに、ゆるふわ系女子・バリキャリ女子ではないのに、見た目で決められてしまう。なんとも生きにくい時代となったものです。

そんな中、究極の○○女子が誕生しつつあります。

それは「無所属女子」。これこそ究極。提案しているのは、ブロガー・作家のはあちゅうさんです。