親子関係の障害になっている可能性も

キャラ弁がうまく作れる人は基本手先が器用なママです。
手芸の小物作りやビーズなども好きなのではないでしょうか。

でも、普段から料理が苦手、しかも細かい作業があまり得意でない人がこれをやったらどうなるでしょう。「みんなキャラ弁だから、うちの子にも凄いもの作らないと可哀想」と自らに高いハードルを課したら、きっと凄い形相で弁当作りをすることになるでしょう。

キャラ弁を持たせてやれないことよりも、眉間に皺を寄せて早朝から台所で鋏やピンセット使って苦手な工作している怖いママの姿を見せていることの方が、子どもにはよっぽど悲しいです。

更に子どもがこれだけ苦労した弁当を残してきたら「あんなに苦労して汗水たらして早起きして作ったのに」とカチンときてしまい、帰ってきた途端、「どうして残してくるの!」と余計な一言も言いたくなってしまいます。

これでは本末転倒ですよね。

苦手なことを無理してやることはありません。
キャラ弁ごときで親子関係が悪くならないようにしましょうね。

注意! 食中毒の危険にも配慮を

手先を使って細かい作業をすればするほど、菌が入る危険があります。

ある幼稚園でキャラ弁自慢大会になっているのを危惧した園長先生が「“食中毒の季節なのでくれぐれも手先を使って細かい作業は、清潔にお願いします”とお手紙を配布した」と聞いたことがあります。

“見た目は綺麗なキャラ弁。しかし、菌に侵され食中毒”なんてニュースになったらシャレになりませんからね。

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