三菱電機「パーソナル保湿機 SH-KX1」。限定生産のミントグリーンを加えた3色展開だ

気温が下がるとともにだんだんと乾燥が気になる季節になってきた。朝起きると口の中が乾燥していたり、空咳をする人が増えたりする。そんな時に用意したい家電といえば加湿器を想像する人が多いだろうが、今回は新提案のベッドサイドに置く三菱電機の「パーソナル保湿機 SH-KX1」を紹介しよう。

近年、加湿器といえば空気清浄機と一体化したモデルが主流だ。しかし、このタイプはリビングなどに設置する場合は、1台で2役こなせるというメリットがあるが、寝室に設置するには音や加湿量などの問題があり、部屋環境によってはあまり適さない。

そこで活用したいのが、より小型で手軽に使えるパーソナル保湿機だ。三菱電機の「パーソナル保湿機 SH-KX1」は保湿機能に特化した製品。とはいえ、保湿だけでなく優しい風を送る「そよ風モード」なども搭載し、湿度が高い夏場のニーズにも対応している。

使い方は非常にシンプルだ。ベッドサイドなどに本体を設置し、顔の高さにスチームが届くようにする。「パーソナル保湿機 SH-KX1」の最大の特徴は、上下2段の吹き出し口を搭載し、上段は常温の風を、下段は低温スチームを吹き出す点だ。

この機能により低温スチームを吹き出し口から約50~75cmの位置に届けることができる。寝るときは、ちょうど顔の位置に低温スチームが届くように設置することで、睡眠中にしっかりと顔周りを保湿できるというわけだ。

2015年モデルの「パーソナル保湿機 SH-KX1」では新たに「保湿ナビ」を搭載した。これは電源オフのときに保湿が必要だとランプが点灯してお知らせしてくれる。季節の変わり目など、そろそろ乾燥して保湿が必要になる時期に重宝しそうだ。

動作は非常にシンプルで、操作部には電源スイッチと切タイマースイッチを搭載する。電源ボタンを長押しすると送風のみ行う「そよ風モード」で利用できる。利用時は切タイマーランプやボタン類のLEDが点灯しているが、切タイマーボタンを長押しすることで、利用時にLEDが点灯しない「消灯モード」が利用できる。寝ている時にLEDの明かりが気になる場合に利用するといいだろう。

「パーソナル保湿機 SH-KX1」は、ポータブルタイプゆえのメリットがある。顔の周りに直接スチームを送る仕組みなので、必要な人の顔周りだけをピンポイントに保湿することができ、室内全体の湿度は上昇しない。だからこそ、湿度が上昇することで発生しやすい窓や壁の結露を防ぐことができるのだ。また、顔周辺の空気を保湿することで、浮遊ウイルスなどを抑制することもできる。

また、女性にも嬉しい効果がある。「パーソナル保湿機 SH-KX1」を使うことで、肌の水分量を約1.5倍に高めることができる。最大8時間の保湿ができるため、朝起きたときまで肌ものど・鼻もしっとりと保湿でき、睡眠中の風邪予防にも効果的だ。

朝起きたときののどや鼻、お肌の乾燥が気になり始めたら「パーソナル保湿機 SH-KX1」を活用すると、乾燥の季節も快適に過ごせそうだ。